修練日誌」カテゴリーアーカイブ

修練日誌 3/17

先日のUMKスポーツフェスタは大変有意義で充実したものでした。 本日は、そのUMKスポーツフェスタのふれあいスポーツ教室の復習をしました。

ウォーミングアップ; レジ袋キック、8拍子突き蹴り

基本修練; 単撃訓練、天地拳第一系

相対修練; 胴突訓練、小手抜き、木葉送り、木葉返し、送指返し、合掌引天秤

ウォーミングアップと基本修練をさらっとこなして、鎮魂行で心を整えた後は、胴を着用して、お互いに当て合いました。 先日、教わったことを思い出しながら、確認しました。 実際に当てることで用法を確認します。 また、胴をお互いに着用して当てることで、サンドバックにない、相手との間合いと機会の修練になります。 先日の講習会でのポイントは、1正中線を肘が通ること、2基本間合を確保すること、3当て身をする際は相手の攻撃線を外して当てること、4当て身をした後は相手の攻撃線を外しながら間合いを切ること でした。 ちょっぴり難しかったかもしれませんが、意識と身体を調和させること、当てられる、当てる怖さを知ることを、なんとなくでも分かってくれたらと思います。 こうして修練を通して、お互いに心も身体も高め合えたらいいですね。

次回もお互いを高め合う修練を心がけていきます。  合掌

修練日誌 3/13

本日も、元気に明るく直向きに汗を流しました。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、シャトルラン、レジ袋キック

基本修練; 単撃訓練、反攻訓練、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練; 演武修練

本日も前回同様、ウォーミングアップと基本修練をさらっと済ませて、鎮魂行で心を整えてから、演武修練をじっくり行いました。 本日もよい集中で修練出来ました。 よい演武を行うためには、技を正確にするとか、早く力強く行うとかが大切です。 ですが、それは表面的なことにすぎず、それよりも、自分自身と相手に真摯に向き合って、お互いに良いものを作り上げていく姿勢が大切かと思います。  「一瞬・一刻・一生」今の積み重ねが未来です。 自分にも他人にも大切に今に向き合ってほしいと思います。  ちょっぴり間違ったりするのも愛嬌です。 相手に真剣に向かい合って、懸命に修練する姿に感動し、嬉しくなりました。

明日からUMKスポーツフェスタがはじまり、 いよいよ明後日が大会です。 はじめて大会に出る者もいますが、自分を信じて相手を信じて、一所懸命、楽しんで行ってほしいと思います。  合掌

修練日誌 3/10

本日も全身全霊をもって、しっかり修練しました。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、シャトルラン、4拍上受突、レジ袋キック

基本修練; 単撃訓練、 天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 演武修練

本日は最高の修練が出来たと思います。 大きな声で元気よく、全身全霊、身体も心も今のその瞬間にあたりました。  ウォーミングアップも基本修練も、本日は時間も回数も少なくさらりと終わらせて、演武修練をみっちりと行いました。 ノンストップ、休憩なし、ときに指導者を相手に、真剣に行いました。 指導者たちの熱意が伝わったようです。 いや今日は元から、拳士一人一人が意識が高かったのかもしれません。 また、その修練の度合も、前回の修練と比べると格段の進歩をしました。 しかし、指導によって上手くなり、強くなったことも嬉しいのですが、それ以上に、こちらの気持ちに懸命に応えようとしてくれるその姿勢に嬉しく思いました。 みんな、いい顔してました。 今日は心から感動して、心地よい雰囲気にひたらせてもらいました。 感謝です。 有り難く思います。

次回も魂が震えるような修練を志して、全身全霊であたりたいと思います。 合掌

修練日誌 3/6

本日も床が冷たく、作務が寒かったですが、始まればなんてこともないですね。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、シャトルラン、レジ袋キック、屈伸突き、連続飛び込み蹴り二種

基本修練; 単撃訓練、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練; 演武修練、木葉返

来週の土・日に開催される「UMKスポーツフェスタ」に向けて演武修練を行っています。 本日はそれぞれ皆の前で披露してもらいました。 さて、結果は・・・まだまだ修練が足りていないように思えました。 これも、指導者の力不足です。 反省致します。 動けていない、覚えていないということは、指導者たる私自身が動き足りていないのかもしれません。 もう一度、「始動者」であるように務めたいと思います。

組演武は、少林寺拳法が他武道と異なる特徴の一つです。 基本修練や法形修練で培った技と、運用法修練で培った間合いと機会を感じ取る力を総動員して、相対する相手と、行として一段上のステージへと昇華するものです。 ですから、大会に向けての修練といえども、その結果のみを求めて「練習」するのではなく、あくまで、「人づくりのための行」として修練していきたいと思います。

次回も、人づくりのための行としての修練を心がけて、「始動者」であるべく汗を流していきます。  合掌

修練日誌 3/3

三寒四温とはいいますが、きょうは寒かったです。 が、本日も気持ち良く汗をかきました。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、ビニール袋キック、8拍子突き蹴り、連続跳び込み蹴り

基本修練; 単撃訓練、竜王拳第一系

相対修練; 転身蹴、演武修練、小手巻返、打上段突、外受段突、下受突、下受段突

鎮魂行では姿勢を正されますが、まずは六尺棒で「ちょん」と触られますので、そこで自ら姿勢を正さねばなりません。 易筋行でも、自ら動きと呼吸と心を整えねばなりません。 指導者は手本ときっかけを与えるだけで、結果は自らの行いの積み重ねに在ります。 自灯明ですね。 つまり、自分の可能性を信じて自らを頼りに務めることです。 そして、その一つの手立てとして、念ずることがあるのかなと思います。 あきらめず、たゆまずに務めるために、自らの可能性を信じて、「一念をもって生きる」ことが要かな、と思います。

もうすぐ4月には 真新しいランドセルを背負った一年生を見かけることと思います。 その新一年生のように何事にもワクワクした気持ちで、「一念生(いちねんせい)」として務めていけたらと思います。  では次回も粛々と、拳禅一如の修練を務めてまいりたいと思います。  合掌

修練日誌 2/27

2月最後の修練もしっかりと務めました。 あっというまに過ぎ去って、ホントに逃げる月ですね。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、シャトルラン、膝上げステップ、屈伸蹴り、ビニール袋キック

基本修練; 単撃訓練、前進突き、後退蹴り、竜王拳第一系

相対修練; 流水蹴(後)、演武修練、諸手送小手投、送突倒

「練習と修練」  練習とは、「技能・学問などが上達するように繰り返して習うこと」とあります。 修練とは、「人格・学問・技芸などが向上するように、心身を厳しく鍛えること」とあります。 我々は言うまでもなく、修練しなければなりません。 「習う」と受け身で行うのではなく、自らの克己心により鍛えることです。  「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とする」と宮本武蔵の「五輪書」にありますが、「稽古」であって「練習」ではありませんね。 「稽える(かんがえる)」ことが大切です。 修練においても自ら「稽え」ながら行うことですね。

次回も、一つ一つの行いを大切に、受け身ではなく自ら「気付き・判断し・行動する」ことができるように、前頭連合野を鍛えていきます。  合掌

修練日誌 2/24

春に向けて大分暖かくなってきましたが、まだまだ寒さが残っていますね。 本日もしっかりと身体も心も温めました。

ウォーミングアップ; 膝上げステップ、 ビニール袋キック、 屈伸蹴り

基本修練; 移動突・移動蹴り、 天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練; 上受突(裏)、演武修練

膝上げステップを久しぶりにやりました。 みんな難しかったようでした。 学生時代はよくしたものですが、運歩と軸足の修練にもなり、体幹も使います。 ビニール袋キックは壁から壁への競争で、落としたら最初から再スタートです。 間合いと冴えの修練になります。

基本修練、相対修練と、段階を踏んで修練しますが、同じことの繰り返しで、飽いてくることもあるかもしれません。 しかし修行とは、「こうしたからこうなる」とか、「これだけ行えばこうなる」とか、行いと結果が分かりやすくイコールで繋がるものではありません。 し続けていく内になんとなく感じるとか、ある日突然体感できるものだと思います。 一つ一つの修練を懸命に務めることが大切です。 スティーブ・ジョブズの「コネクティング・ドッツ」と通じる部分があるかもしれませんね。 ですので、目に見えない効果・結果・未来を信じて、目の前の一つ一つのことを懸命に努めていけるように導いていきたいと思います。

次回も、飽きさせないように、持続して集中できるように、心も身体もアゲていけるように工夫して、拳禅一如の修練をしてまいります。  合掌

修練日誌 2/20

本日も元気よく修練しました。

ウォーミングアップ; 8拍子受け、連続飛び込み蹴り

基本修練; 受反攻訓練、移動単撃訓練

相対修練; 上受突(表)、演武修練、上受背投げ、肩打投げ、振捨表投げ

少林寺拳法の六つの特徴の一つに「剛柔一体」があります。 当て身で反撃する「剛法」と、投げ・固めなどで反撃する「柔法」の両方を活かし合い、組み合わせることで効果は倍増し、また、バランス良く修練することが要です。 それから技の中に、「剛中の柔」「柔中の剛」があり、両方の特徴と用法が内在しています。 しかし、技に「剛中の柔・柔中の剛」を現すためには、まずは基本的な動きの修練が重要ですね。 突き蹴り捌きの基本修練を大切にしたいと思っています。

目的を確立し、順序良く修行し、理を知り、基本を大切にし、偏らせず、繰り返し数をかけ、体力に応じて、永続して行うこと。 これは修行の心得ですが、仕事でも、日常生活でも活かせます。 道場での修練は、日常でより良いパフォーマンスをあげる為のものでなければなりません。 そのように修練し、導いていきたいと思います。

次回もよりよい日常の為の修練を心がけていきます。  合掌

修練日誌 2/17

本日も易筋行と鎮魂行で身体と心を鍛えました。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、ミット蹴り、ビニール袋リフティング

基本修練; 運歩法、単撃訓練、受反攻訓練、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練; 演武修練

易筋行でも鎮魂行でも、腰を立て背筋を伸ばし、どっしりと構えることが大切です。 フラフラしてはいけません。 横や後ろから押してみますと、気持ちが浮ついていると動かされてしまいます。 しかしたまに、踏みとどまれるのにな~と思うのに動いてしまう者がいます。 気持ちが、もうあきらめているのでしょうね。 出来るのか出来ないのかは、全てギリギリの線で、自分の気持ち次第です。 修練も日常生活も同じです。 いや、日常生活での方が、気持ちの持ちようによって結果が変わってきます。  ギリギリで粘れる心や、想いを叶えようとする心を育んでいけるように修練していきます。 まさに拳禅一如ですね。 また世の中は、迷いなくしっかりと前を見据えて頑張っている者には、何かしら縁があるようです。 御縁に気付くか気付かないかは自分自身の心がけ次第かもしれません。

次回も、しっかりと前を見据えてぶれない心を育む修練をしていきます。  合掌

修練日誌 2/13

2/13 本日も公民館の床が冷たかったですが、次第に気にならなく、というか温かく感じるほど熱い修練でした。

ウォーミングアップ; ビニール袋リフティング、肩タッチ、バランス蹴り上げ、合掌廻し蹴り

基本修練; 運歩法、単撃訓練、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練; 小手抜き、演武修練

久しぶりにビニール袋リフティングをしました。 壁際から壁際へ、ビニール袋を床に落とさずに、蹴り運びます。 しっかり前足底を当て込み引きつけます。 ゲーム性があり、面白がって行いましたが、思った以上に運動量があります。

修練中は呼吸を途切れさせないことが重要です。 息は「生き」であり「意気」であり「自らの心」です。 力むと呼吸が途切れてしまいます。 パフォーマンスの向上のためには全力で取り組まなければなりませんが、全力で取り組むことと力むことは違います。 意識の向上と集中すること、全身全霊で行うことが要ですが、一部に力が偏って滞ることはいけません。 修練でも日常生活でも同じですね。

次回も、少林寺拳法=易筋行と鎮魂行で、生命力と精神力の向上を図るべく、拳禅一如の修練に務めてまいりたいと思います。  合掌