修練日誌」カテゴリーアーカイブ

修練日誌 2/10

今日も寒い中での修練でしたが、全員参座の活気ある修練でした。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、シャトルラン各種、真向法、バランス蹴り上げ、連続飛び込み蹴り

基本修練; 単撃訓練、天地拳第一系

相対修練; 内受突き、演武修練

本日は全員で内受突きを修練しましたが、基本の動きを再確認しました。 また、逃げる気持ちをおさえて反撃を行うことの大切さを説きました。 技の要諦でもありますが、そのように修練することで、日常生活でも大切なことから逃げない心を育ててほしいと思います。

先日の昇級考試では、みんなしっかり合格できました。 やはり、合格して一つ昇級すると気持ちも変わってくるようです。 昇級したみんな、大きな声で元気よく、顔付もよく、背筋もピンと前にもましてのびて、集中して修練してました。 昇級考試も修行のひとつです。 これを糧として今後も精進してほしいと思います。

次回も粛々と修練していきます。  合掌

修練日誌 2/6

本日も元気に修練を行いました。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、8拍子突き蹴り

基本修練; 運歩法、単撃訓練、天地拳第一系

相対修練; 昇級考試事前審査、三段科目

日曜日の昇級考試に備えて事前審査を行いました。 基本作法から始めて、基礎科目の構えや運歩法、攻技・防技などを行い、科目技の剛法・柔法までしっかりと事前審査を行いました。 ひとつひとつ確認しましたので、あとは当日に臨むのみです。 あと大切なのは、心の底から潜在意識の中から、合格したいという強い思いですね。 意志の力です。 普段の生活でも、こうありたいっていう強い思いは大切ですよね。 しっかりと考試員から眼を離さずに、強い思いをビシビシとぶつけてほしいと思います。

次回も、強い意志の力を育む修練を心がけてまいります。  合掌

修練日誌 2/3

今日は節分ですね。 当道院でも、通常修練を早めに切り上げて、節分行事を行いました。 とはいっても、主行たる易筋行と鎮魂行はしっかり行いました。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、連続三連攻

基本修練; 義和拳第一系、竜王拳第一系、天地拳第一系・第二系

相対修練; 内受突き、上受突き、小手抜き

ウォーミングアップはそこそこに、単独演武を連続で黙々と繰り返しました。 いい汗をかきました。  本日の修練では「残心」について話しました。 基本修練でも相対修練でも等しく大切なものです。 行いの後に心を残して備えます。 おおよそ道と名のつくものは皆、残心の大切さを訴えていますね。 子供たちにはテストの見直しを例に話しました。 ちょっぴり違うかもしれませんが...。

節分によって、自分自身の心の中の鬼も出ていってほしいですね。 次回も粛々と修練していきます。  合掌

修練日誌 1/30

「いく月逃げる月さる月」なんて、よく言ったものですね。早いもので、一月最後の修練でした。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、足上げ、連続飛び込み蹴り、4拍上受突き

基本修練; 単撃訓練、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練; 武階別科目修練

吉村自治公民館で修練していますが、今日も公民館の床は冷たかったです。 しかし、修練前の作務で雑巾がけをして、ウォーミングアップを行った後は汗が流れます。 雑巾ダッシュ!いいです。 足腰が鍛えられます。 その後は鎮魂行を行います。 そこで少し汗は止まりますが、不思議と身体は冷えません。 意識の中で燃えているからでしょうか。 教典を唱えるときも、座禅行のときも念ずることを大切にします。 集中して「力まず、歪まず、詰まらせず」で行きます。 潜在意識に働きかけます。

さて、二月の昇級考試に向けて追い込み修練でした。 心の底から合格するという意識、強くなろうとする意識が大切ですね。 また、少林寺拳法では立居振舞や基本作法を大切にしますので、昇級考試でも立居振舞や基本作法がおろそかであるといけません。 講話では拳士の心得を説きました。

次回も、脚下照顧、自らを顧みて足元を見つめて、霊肉一如の修練を心がけていきます。  合掌

 

 

修練日誌 1/27

本日も粛々と易筋行と鎮魂行の修練を行いました。

ウォーミングアップ; 歩調駆け足、起上り小法師、連続飛び込み蹴り、遠間乱捕り

基本修練; 運歩法、天地拳第一、竜王拳第一

相対修練; 武階別修練(内受突き、上受突き、流水蹴り、転身蹴り)

鎮魂行は、自分自身の魂に言い聞かせるように唱えます。 呟きではありません。 大きな声ではっきりと、しかし深く響かせるように唱えます。 念ずることも大切です。 座禅を行う際には、もちろん姿勢と脱力に気をつけます。 易筋行でも大切ですね。 「意識」、「脱力」、「姿勢」に気をつけます。 そうすることで身体と心を改善していきます。

「判断」と「判断力」、「発言」と「発言力」、「感情」と「感情力」は違うそうです。 その違いは、コントロールできるかどうかブレーキ出来るかどうか即実行できるかどうか 、だそうです。  鎮魂行と易筋行=少林寺拳法の修練で、この「感情力」=前頭連合野を鍛えられると思います。  次回もしっかりと粛々と修練を、「拳禅一如」「力愛不二」の修練を行っていきます。  合掌

修練日誌 1/23

インフルエンザが流行していますが、宮崎県は発症数が全国一位だそうで、当道院でも感染者がでました。 十分気をつけたいと思います。 さて、本日も元気に修練出来ました。

ウォーミングアップ; 駆け足、シャトルラン各種、肩タッチ・腹タッチ、拳のキャッチボール

基本修練; 反攻訓練(内受、上受、下受け、打払受け)、上中二連攻、上中蹴り三連攻

相対修練; 上受突き(左右、表裏)、片手投げ各種、水月返し、他

本日も拳のキャッチボールを行いました。 「力まず、歪まず、詰まらせず」です。 また、動きを繋げることも重要です。 これは「詰まらせず」ということにもなりますが、自分の中だけで終わらせるのではなく、相手との動きにも「詰まらせず」ということになります。 この動きを基本修練や相対修練にも活かしていきます。 また、相対修練は基本修練と繋げなければなりませんね。 つまるところ全てはひとつに繋がります。 ひとつとして独立したものはありません。 実生活でも一緒です。 諸法無我ですね。

次回も明日に繋がる修練を心がけていきます。  合掌

修練日誌 1/20

大寒のなか、元気に修練できました。

ウォーミングアップ; 開足立ちから突き蹴り・内受・上受、片足バランス、拳のキャッチボール

基本修練; 単撃訓練各種、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練; 武階別修練、演武修練

久しぶりに拳のキャッチボールをしました。 大きな声でお互いに数をかぞえて、左右50ずつ行いました。 動きに合わせて声をだすことで、動きと呼吸の調和を目指します。 しかし難しく考えなくても、大きな声で拳を放り出して、それを受け取るということの繰り返しを、楽しんでほしいと思います。 次第に笑顔があふれて、汗も噴き出してきます。  本日の基本修練は副道院長が主導で、突き蹴り当て身のそれぞれの動きを、確認しつつも全力で元気に行いました。 体験入会のR君や、年中さんのS君、T君もしっかり元気に行って良かったです。  まずは楽しむこと、難しいことを考えずに頭をからっぽにして、元気に楽しむことが肝要です。 全ての始まりはどんなことでも一所懸命であることが大切です。 次回も、心と身体を開放出来る修練を心がけていきたいと思います。  合掌

修練日誌 1/16

今年二回目の修練です。

ウォーミングアップ; 歩調、四拍子内受突き、バランス蹴り上げ

基本修練; 単撃訓練(順突き、逆突き、順蹴り、逆蹴り)

相対修練; 武階別修練(8級、6級)

いよいよ通常の修練がスタートしました。 今年も皆の心を一つにすべく修練を進めたいと思いますが、ウォーミングアップではまず、歩調の掛け声をかけて駆け足を行いました。 大きな声でみんなで掛け声をかけ、歩調を整え、心を整え、みんなの気持ちをひとつにします。 基本修練では、今一度大きな動きで一つ一つの動きに気をつけながら行いました。

大きな声で気合いを出して全身全霊を込めて突き蹴りを行うことで、心肺機能や筋骨を鍛えるよう心がけます。 また、気合いと動きに気をつけて、動きと呼吸と意識を一致させるように行います。 また、鎮魂行と易筋行を両輪として、拳禅一如の修練を今年も進めてまいります。  合掌

修練日誌 1/13

年が明け 幕の内と成人の日と過ぎ、一月十三日が稽古始めでした。 二週間以上の休みの後ですが、元気に修練出来ました。

今年の目標を、1人1人発表してもらいました。 ほとんどが健康について言及していました。 あたりまえで当たり障りないように思えますが、一番大切なことのような気がします。 休まず参座し続けてほしいと思います。 一回一回の積み重ねは馬鹿にできません。 また、出来ないことを出来るようにチャレンジする、といったことを発表したものもいました。 ひとつひとつ進歩する過程とその結果の喜びをかみしめてほしいと思います。

今年の目標の発表のあとは、単独演武をすべて行い、入門して最初に修練する 内受突きと上受突きを行いました。 知らないこと出来ないことを知るということ、初心にかえること、お互いに切磋琢磨するということをそれぞれ確認しました。

これからの一年で、それぞれ「自己確立」と「自他共楽」に努めてほしいと思います。 黒帯は、許されているということを自覚して指導力と自身の向上に努め、色帯は、後輩を導けるような力を蓄えるべく努めることを願います。 また、見習いも含めて皆、お互いを受け入れ、委ねて信じて修練してほしいと思います。 自分以外の誰かと心を交えるような修練をとおして、実生活でそれを活かすことが肝要です。 そのような修練ができるような指導を心がけていきたいと思います。 とはいえ、とにかく皆元気に楽しくやっていきたいです。

合掌

修練日誌 12/23

本日は稽古納めでした。 スポーツ少年団所属の拳士も合同で行いました。

例年どおり修練場所の大掃除をした後に、鎮魂行を行い、合わせて千本突き蹴りを行いました。

大掃除は、普段出来ない場所を重点的に、保護者と共に皆で行いました。 親子で一緒に行うことで、普段みられない姿がお互いにみられ、また絆も深まったのではと思います。 修練場所の吉村自治公民館も、普段にまして綺麗になりました。 来年も気持ち良く修練出来そうです。

鎮魂行は毎回の修練で行っていますが、保護者に見守られる中、厳かな雰囲気で行うことができました。 ちびっこ拳士も大きな声でしっかりと教典を唱えることができ、成長を感じます。 特に、T君、S君は年中さんなのに、しっかりと覚えていて感心しました。

さて問題は、千本突き蹴りです。 これをやるようになってから、もう10年近くになるかと思います。 普段行わない本数ですが、無理をせず、「歪まず、力まず、詰まらせず」で行います。 みんな汗を流し、元気に、厄を吹き飛ばすように行いました。 しかし、ホントに皆元気です。 実は毎回ドキドキなんですが、こちらの方が元気をもらうようです。 保護者の皆さんは、お子さんが、キツイけど頑張る姿をみて、心身ともに成長している姿を見ていただけたことと思います。

保護者のみなさんには、今年1年たいへんお世話になりました。 少年拳士のみんなが修練に専念できるのも、やはり、保護者の皆さんの支えあってのことです。 本当にありがたく思います。  本日で今年の修練も終わりましたが、来年も、身体も心も成長出来る、拳禅一如の修練を心がけていきたいと思います。 有難うございました。  合掌