修練日誌 11/25

本日も元気に汗をかきました。

ウォーミングアップ: シャトルラン各種、8拍子受け、足上げ、屈伸突き

基本修練: 目打ち・下段蹴り、順蹴り・逆蹴り、二連攻、大車輪

相対修練: 運用法、一級技復習

本日の相対修練は、日曜日に向けて運用法の修練をする者と、昇級考試に向けて復習する者と、分かれて行いました。 30日には、「宮崎県武道振興演武大会」があり、午後には運用法の大会を行います。 また、次の週末には昇級考試があるのです。 どちらも真剣に、楽しく、気持ちを高めて行いました。

修練の前と後には、作務として雑巾がけを行います。 心を落ち着け、気持ちを新たにし、足腰も鍛えられます。 一石二鳥も三鳥もあるかもしれません。 限られた時間を有効に使うためのスイッチ、道場での活力を日常へと伝えるスイッチの役割もあると思います。

次回も、明日への活力を育む修練を心がけていきます。 合掌

社教連 社会教育功労者 表彰式

本日、都城市高崎町の高崎福祉保健センターで行われた「平成26年度 高崎地区社教連 合同振興大会」において、社会教育功労者として表彰されました。 スポーツ少年団の指導者として長年つづけてきたことを評価されてのことでした。 本当に、多くの方に支えられて今日まで続けてこられました。 有り難いことです。 このように表彰されて、身が引き締まる思いですが、今後の励みになります。

今日の「合同振興大会」ですが、「社会教育振興大会」、「PTA研究大会」、「児童生徒作文コンクール・善行児童生徒等表彰式」の合同大会です。 作文コンクールの部では、受賞者の発表がありました。 小学一年生から中学三年生まで、各学年とも大きな声ではっきりと背筋を伸ばして発表出来ていました。 内容も良く、すごいな~と、ただただ感心するばかりでした。 なかには、すべて暗記していて、原稿に目を落とさずにまっすぐ前を見据えて発表した子もいました。 ずいぶん練習したのでしょうね。 いただいた作品集と変わらずに発表出来ていました。

発表の後には、大坪文二さんの講演「幸せを紡ぐ」がありました。 先の作文の、家族についてのものとリンクしたような気がしました。 幸せについての考え方がテーマの講演で、お金等の物質的な豊かさも大切だけれども、音楽などの感性に訴えるものや、人と人との交わりが大切であるといった内容で、心に染みいる講演でした。

「物心共に豊かな社会」を作るべく行動することが、少林寺拳法の願いであり目指すべきことです。 今後も今回の表彰を励みとして、皆の中で皆と共に、喜びも悲しみも感じ合いながら、青少年育成の一端を担うべく努めてまいりたいと思います。

有難うございました。 合掌

パンフレット

パンフレット

全体集合写真
全体集合写真

表彰状

表彰状

 

アナと雪の女王と自己確立と ③

アナと雪の女王考察(私見です)の続きです。

エルサ女王は一人でいることを選びました。 自分自身で自分の行く道を選択しました。 が、それは自己確立できたのでしょうか。 ちょっぴり、違うような気がします。

「真に頼れる自分自身」とは、一人で何でもできることではないと思います。 いや、何でもできるに越したことないですけどね。 どんなに一人で出来るといっても、限界は必ずありますし、あらゆる人や物に繋がりがありますから「独りよがり」ではいけません。 また、「ありのままで生きる」とは、「眼横鼻縦」ではないかな~と思います。 現状を受け入れるのです。  エルサ女王はアナ王女と一緒に城に戻り、国民に弁明し、アナ王女や国民と未来を探りながらでも共に生きる道もあったはずです。 女王として、魔法を使える者として、人々を傷つけた者として、今の自分の立場をそのまま受け入れた上で、皆と共により良く生きる道を探ることもできたはずです。 その場その場ですべてを受け入れた上で、自主的に主体的に生きることが「自己確立」ではないかな~と思います。

さて、自分の力に怯えて、「落ち着くのよ!」と自分に言い聞かせながらも、どうしようもなくなっていたエルサ女王ですが、アナ王女の自己犠牲によって、その力をコントロールする方法に気付きます。 それはひょっとしたら、氷の城で長年修行したとしても、気付かなかったかもしれません。

もう少しだけ続きます。

修練日誌 11/21

本日もしっかり修練出来ました。

ウォーミングアップ: クモさんオニゴッコ、8拍子突き蹴り、足上げ、バランス横蹴り

基本修練: 運歩法、単撃訓練、天地拳第一系

相対修練: 拳のキャッチボール、級別修練

オニゴッコはいろいろなタイプで行っていますが、全て10秒ルールで行っています。 交代でオニになりますが、10秒で全員タッチできるかチャレンジします。 短い時間を繰り返すので、集中出来ますし、きついけど楽しいです。  本日も拳のキャッチボールを行いました。 単なる突きではなく、キャッチボールです。 「意識」「気持ち」もいっしょに伝えるように行います。 また、キャッチした拳は中丹田に吸い込むように意識します。 自分と相手を受け入れるのです。 そして、「歪まず・力まず・詰まらせず」です。 最初はぎこちないですが、馴染んでくると、身体も心もほぐれます。 級別に行っている各技術の修練も、基本的にこの拳のキャッチボールと同じ意識で行います。

来週も、拳禅一如の修練、実生活に生かせる修練を心がけていきます。 合掌

修練日誌 11/18

本日の修練は次の内容を行いました。

ウォーミングアップ: ハイハイおにごっこ、4拍内受突き、足上げ、バランス廻し蹴り、屈伸蹴り

基本修練: 運歩法、単撃訓練、横転より起き上がり、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 級別修練、拳のキャッチボール

ハイハイおにごっこは、子供たちに大人気です。 実は小さな子供の方が得意なのです。 体験入門のS君(5歳)が一番強いです(笑)。 まあ、たった5年前まで、ハイハイしていましたからね。 屈伸蹴りは、鹿児島大学少林寺拳法部で「ポンプ」と呼ばれていたものを行っています。 しゃがむと同時に蹴りながら立ち上がります。 スクワットではなく、胴体部分の強化と、軸足と股関節の使い方の訓練です。 股関節を上手く使えると、立ち上がりが楽にできます。 この股関節の使い方は、実生活で役に立っています。 本日は相対修練の導入として、久しぶりに拳のキャッチボールを行いました。 武道の動きの修練としても、コミュニケーションツールとしても大変優れたものだと思います。

次回も、実生活でパフォーマンスの上がる修練を心がけたいと思います。 合掌

アナと雪の女王と自己確立と ②

アナと雪の女王、金剛禅の視点で考察(公式見解ではありません)続きます。

さて、エルサ女王は罪な人です。 無自覚に力を垂れ流して、「ありのまま」でいられるからと引きこもり、「できないの」ですから。 でも、自分の力に怯えるのなら、コントロールすべく自己分析や研究や修行をすればいいのにな~、なんて思うのは厳しいですよね。 ノースマウンテンに引きこもっているのは、実はその力を完全にコントロールすべく修行していたのだ。 なんてね。 ドラゴンボールの孫悟空だったら迷わずそうしたでしょう(笑)。 でも、そのようにできなかったのは、長年自分自身を押さえつけて、悩み苦しんだせいかもしれませんね。 いや、ひょっとすると、描かれなかったけど修行か研究をしていたのかな。

自己確立とは、自他共楽とともに少林寺拳法の拳士の目指すべきものです。 真に頼りになる、身体も心も健全で、うぬぼれでない自信を得ることです。 力があったとしても、その力を抑えたり自由に使えなければなりません。 また、行動力だけでなく、認知力、判断力なども必要です。 自分自身で選択し、受け入れなければなりません。何をするのかしないのか、何が必要か不必要か、判断するのは自分自身で、すべての結果は自分が選んできた結果であると「わかる」ことが大切です。 すべてに主体的でなければなりません。

エルサ女王は、なりゆきではありますが、結果はどうであれ選びました。 一人でいることを。 自分自身が「ありのまま」でいられるには、一人でいるほうがよいと選んで受け入れました。 でも...さびしいですね。 一人ぼっちはつまらないです。

まだ続きます。

修練日誌 11/14

本日も元気に楽しく修練出来ました。

ウォーミングアップ: ドッチビー、4拍上受け突き、バランス蹴り上げ、四股スクワット

基本修練: 単撃訓練左右各種、天地拳第一系

相対修練: 屈伸突き蹴り、十字抜き(両手)、合掌抜き、横転身蹴り

本日も「動き出したら動ききること」「感じとること」を意識しました。 また、鎮魂行も易筋行も「意識」と「思い込みの力」の話をしました。 拳禅一如です。 今後も、実生活でより良いパフォーマンスを出せるように、修練・指導していきたいと思います。

合掌

都城市で、きりんコンサート

先日の日曜日は、江平小フェスティバルと昇級考試と親子でチャレンジと、充実した一日でした。 江平小フェスティバルについては先日お伝えしましたね。 その後、都城市立武道館で昇級考試がありましたが、今月は少年部4級と一般6級のみでした。 皆しっかりと修練してきたようで、全員合格でした。

その後に行った「親子でチャレンジ」は、都城妻ヶ丘道院と、都城いずみ道院と、都城城北道院の3道院で、奇数月に行っています。 所属拳士と親子で、いろいろなことを体験して、子供の成長や親の偉大さを肌で再確認して絆を深めようというものです。 少林寺拳法の修練やコーディネーショントレーニングやドッチビーなどのゲームを行ったりします。 今回は、きりんさんの講演コンサートでした。

きりんさんは、「ほっとスペースきりんの村」の村長さんとして、音楽家として、音楽ボランティアグループ「小枝の会」の代表として、音楽ボランティアの活動をしている方です。 障害のある人、重い病気の人、介護を要する方々から寄せられた詩に曲を作ってプレゼントをしているそうです。 そして、それらの方々との交流をとおして、いろいろな方に癒しを与えていらっしゃるようです。 東日本大震災で被災した陸前高田市への支援活動も行っています。 失礼ながら存じ上げていませんでしたが、この講演コンサートには大変感動しました。 心をつかまれました。 魂が揺さぶられました。 音楽の持つ癒しの力はすごいな~と、命の大切さ、感受性を持つ大切さ、人の心の問題をあらためて思い知らされ、心を動かされました。 この感動を伝える言葉がありません。 ホームページがありました(http://www.kirin3kirin.net/index.html) 是非ご覧ください。

修練日誌 11/11

本日の修練は次の内容で行いました。

ウォーミングアップ: シャトルラン各種、前屈して屈伸、バランス横蹴り、屈伸突き

基本修練: 単撃訓練各種、受け訓練各種、運歩法、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 上受け突き(正対構え)

「易筋行(少林寺拳法)」の修練と同じくらい、毎回行う「鎮魂行」は大切です。 「鎮魂行」を意識してしっかり行うことで、「易筋行」も生きてきます。 主座やまわりの呼吸を感じ取って、早くもなく、遅くもなく、同じ呼吸で唱えます。 相手と「同機」する訓練ですね。 また、座禅行においては念ずることが大切です。 「引き寄せの法則」や「成功法則」に似ているかもしれません。 本日の修練では、そのようなことを伝えました。 金剛禅は「拳禅一如・力愛不二」の法門です。 拳禅一如。 今後も身体と心を調和した修練を心がけていきたいと思います。

合掌

江平小フェスティバル

きりしま高崎道院は、宮崎県都城市高崎町江平に道院をかまえています。 そして、易筋行(少林寺拳法)の修練を、宮崎県都城市高崎町江平の吉村自治公民館でさせていただいています。 昨日11月9日には、この地の小学校、都城市立江平小学校で江平小フェスティバルがありました。

江平小フェスティバルは、いわゆる発表会です。 午後には第二部として、餅つき大会がありました。 この都城市立江平小学校には、スポーツ少年団所属のK君と道院所属のRちゃんが通っており、楽しみにしていました。 K君もRちゃんも生き生きと、劇の発表を楽しんでいたようでした。 随分と練習したのでしょう。 失敗もなく、滞ることなく演じることができました。 縁あって一緒に修練している仲間として、嬉しく思いました。

都城市高崎町は毎年人口が減っており、この都城市立江平小学校がある江平地区もいわゆる過疎地区です。 全校児童数は55人しかいません。 さびしく感じることもありますが、大変まとまり良く、中学校に上がっても皆で助け合っているようです。 昨日の江平小フェスティバルでも各学年ともまとまり良くて、この一瞬一瞬の裏側には一所懸命練習したんだろうな、と思うと目頭が熱くなるようでした。

年々全校児童数が減っています。 今後が心配です。 高崎町全体で一つの小学校に合併するのでは、という話もでていますが、地区から小学校がなくなると、地区の活気がなくなってしまいます。 誤解を恐れずに申しますと、地区が死んでしまいます。 そうでなくても、子供は地域や国の宝です。 費用対効果で考えることなく、未来のために考えることが大切ではないかと思います。 地方再生・地方創生。 安部首相や石破大臣には期待しています。 また私自身も、出来ることから地区を盛り上げていけるようにしたいと思います。

合掌