投稿者「tateyama」のアーカイブ

修練日誌 7/8_2016

本日は大雨警報が出ていましたのでお休みにしようかと思いましたが、昇級考試を控えている者がいましたので、幼年部はお休みにして少年部と一般部のみの修練としました。

いつもは幼年部にあわせて、ウォーミングアップやゲームなどで気持ちと身体をあげてから鎮魂行と基本修練を行いますが、本日はすぐに鎮魂行で心を調えて基本修練をみっちり行いました。 六級受験予定者にあわせて、一から皆で確認も兼ねて繰り返し繰り返し行って汗を流しました。 あまりにも熱中して行ってしまって、時間を確認するのを怠ってしまい、技の相対修練をする時間が少なくなってしまったのは反省です。

本日は久しぶりに少年部を目の前でじっくりとみることができて、成長を確認することができました。 思い出すと、入ってきた当初は猫背ぎみで、ひょろっとして弱々しかったイメージがありましたが、本日あらためてみますと、鎮魂行での座禅行ではしっかりと腰を立てて、凛々しくカッコよく座っていました。 基本修練での突き蹴りも、引きが鋭く冴えがあり、いい動きをしていました。 この動きをこの前の演武で活かせていたらな...と思ってしまいましたが、そこは御愛嬌でしょうか。 目の前で成長を感じることができて、心から心の底から嬉しく思う今日でした。

次回も成長が確認出来る、感じられる修練を心がけていきたいです。  合掌

修練日誌 6/24_2016

久しぶりに投稿します。 ですが、修練は毎回しっかり続けています。昨夜も元気に楽しく修練を行えました。
最近は、宮崎県スポーツ少年団中央大会に向けて、演武修練がメインです。 スポ少支部の見習いさんも単独演武に出場します。初めての単独演武、初めての大会で、ワクワクをいっぱいにさせていきたいと思います。

おかげさまで、昨年位から徐々に見学者が増えて来ています。昨夜も、前々回から続けてY君が来ています。Y君のお父様は経験者で、しかも私と同じ支部の出身でおどろきました。 それから、昨夜初めての体験がもう一組、娘の学校にALTで来ているR先生御家族です。 息子さんに少林寺拳法をさせたいと来てくれました。また、R先生も奥さまも茨城のほうで少林寺拳法をされていたそうです。 本当に有り難い縁を感じます。 ふた家族とも入会入門、復帰していただけたらどんなに嬉しいことでしょう。

良い流れを感じます。大切に行っていきたいと思います。次回もさらなる縁を繋げて行けるような修練を心がけて参ります。  合掌

開祖忌法要 & 修練日誌 5/10_2016

去る4月14日に発生した平成28年熊本地震で犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の意を表するとともに、被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。 一刻も早い復興を心よりお祈りいたします。
私たちにできることは何か?ということで、まずは普段通りに目の前のやるべきことをきちんとやること、と思い、熊本地震で犠牲になられた方々や被災した方々に想いを寄せながら、先日の日曜5月8日に入門式と開祖忌法要と宗道臣デー活動を一度に執り行いました。 昨年同様、副道院長の高原並木道場で、もちろん募金箱も設置致しました。

入門式では、昨年末に入門したKさんと先月入門したYちゃんが一緒に行いました。 Kさんの誓願文奉読は厳かに趣があって、Yちゃんもちゃんと誓約事項の確認に返事をしてしっかり自己紹介も出来て良かったです。 開祖忌法要についても、厳かな雰囲気で落ち着いた中で心あらたに、開祖の志を確認致しました。 奉納演武は副道院長と幹部のTさんが行い、式を引き締めてくれました。

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本日の修練では基本動作の確認をメインに行いました。 ウォーミングアップでは久しぶりに8拍子突蹴を行って、正中線を意識して重心の移動と腰を回すことを意識しました。 基本修練は、初心者がいる為に白蓮中段構えから突き蹴りを確認しながら、たっぷり汗をかきました。 今後は大会に向けて演武修練もしていかなければなりませんが、大会のためだけの演武修練にならないように、少林寺拳法の六つの特徴を大切に意識して、身体を調え、呼吸を調え、心を調えて努めていきたいと思います。  合掌

修練日誌 4/12_2016

曇り空で霧島山が見えず、今朝方はちょっぴり肌寒かったですが、熱く元気に楽しく汗を流しました。
本日も体験で、J君、S君、T君と、見学にまたS君が来てくれました。 賑やかで活気ある修練ができて、大変うれしく思います。

ウォーミングアップでは、いつもの三連伸脚と足上げの後に10秒オニゴッコを行いました。 「全力で!ごまかさない!楽しく!」を合言葉に八方目の指導も兼ねて行いました。 今後も人や物にぶつかって怪我などしないように、目配りを心がけて行いたいと思います。
そのまま基本修練で、開足での突き蹴り修練の後に、相対で突き間合いの為の訓練を行いました。 実は、先日鹿児島県での禅林学園武道専門コースで派遣講師のI先生に教わった修練です。 結手構の相手の首横に連続で突き込むのです。 結手構で突かれる方は相手を信頼して動かずに相手の動きを観ます。 攻撃する側は、深く、速く、ギリギリで行えるように修練します。 この感覚でその後の技の修練へと繋げていきます。 (I先生、有難うございました。)

そして、姿勢を調え、呼吸を調え、心を調えて、鎮魂行を行いました。 体験の子たちも、ちょっと手を添えてあげると自分で調えることが出来ました。 この出来るという感覚を大切にしていきたいと思います。
本日の修練の途中、履物がそろっていないことに気がつきましたので、この機会に体験の子にも脚下照顧についてお話しました。

「履物をそろえる。足元を見つめる。自分の行いを顧みる。」

お家でも気をつけて、心にはたらきかけながら行ってほしいと思います。 その行いで未来へと繋げてほしいです。
次回も、意識を無意識へと繋げて、拳禅一如の修練を心がけてまいります。 合掌

修練日誌 4/5_2016

もうすでに桜が散り始め、葉桜となりつつあります。 ぽかぽか陽気で高千穂峰も綺麗にみえた良い一日の締めくくりに、修練で明日への活力を修養しました。

本日は前回に見学に来てくれたT君がまた来てくれました。 大変うれしく思います。 ますます活気が生まれてくるように感じます。  さて本日のウォーミングアップは、いつもの三連伸脚と足上げの後に十秒オニゴッコを久しぶりに行いました。 オニにタッチされた者は次のゲームでは、交代して全員オニとなって追いかけます。 最初は何度もオニになってしまう者がいますが、そのうち考えて行うようになって、うまい具合に順番がまわっていました。 いい汗をかきました。

基本修練は、いつもの突き蹴り修練の後に横転より起上りを訓練しました。 すばやく動き起上り、八方目としっかり構えて連反攻を行うことを注意しました。 単演基本法形は天地拳第一系を一気に行ってみました。 普段は号令に合わせて行っていますが、一気に連続で行うことで、ブレずに動けているか、詰まらせない動きが出来ているかなどを確認します。 それから、小休止として燭火法を行いました。 はじめて行う者もいて、真剣かつワイワイ楽しくしていました。 その後に鎮魂行を行って、身体と心を調えました。

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鎮魂行の後は相対修練です。 武階別にそれぞれ、上受蹴と小手抜を行いました。 上受蹴は胴をつけて当て身をしっかり出来るか確認もしながら行いました。 小手抜では、攻者がしっかり攻者として攻撃を行っているか確認しました。守りながら攻撃しがちですので、しっかり攻撃すること、 心構えから気をつけながら修練することが大切です。 身体を動かすのは心であり、心は呼吸で調えます。 動きも呼吸も詰まらせないようにしたいですね。

次回も、「歪まず・力まず・詰まらせず」に気をつけて、楽しんでまいります。  合掌

修練日誌 4/1_2016

新年度がスタートしましたが、皆元気に修練致しました。

ウォーミングアップは、動的ストレッチを各種行った後に肩タッチ・腹タッチ・膝タッチ、連続跳び込み蹴りを行いました。 楽しみながら基本的な動きへと繋がってくれたらと思います。

基本修練では運歩法と突き・蹴り・受けを行い、相対での受身修練(横転より起上り)も行いました。 独りよがりではなく相手が居ての自分であること、組手主体の修練であることを話しました。

基本修練の後は鎮魂行です。 姿勢を調え、呼吸を調え、心を調えます。 本日は幼年部の子たちも姿勢よく、ジッと静かに座禅行が出来ました。 はじめたばかりの頃を思うと、成長甚だしいと感じます。 身体と心をコントロールすることで前頭葉を鍛え、力と運気を引き寄せ、道をひらいてくれたらを思います。

相対修練は武階別に分かれてそれぞれ修練しましたが、新年度も楽しく修練出来ることの喜びを感じることができ、嬉しく思いました。 今年度も、少林寺拳法の六つの特徴を、しっかりと体現出来るように体感できるように大切に修練していきたいです。 また、そのように指導していくこと、心あらたに決意致します。  少林寺拳法の修練を通して、逃げない心、傷つかない心、「大丈夫・行けます・やります」と実践する心を育みます。

次回も、合言葉は「ダイヤの心」で努めてまいります。  合掌

修練日誌 2/19_2016

本日の修練は、高原に副道院長が建てた道場で行いました。 ですので、ウォーミングアップから基本修練と鎮魂行の主座まで、全て副道院長に指示していただきました。

ウォーミングアップは、その場で色々なリズムで駆け足をしたりして、子供達の興味を引くものでしたが、一般部にとっては体力向上の良いトレーニングでした。 基本修練は、白蓮中段構からの突き蹴りをいつもよりも数多く行って、動きの練り込みを図りました。 その後は相対になって、順突きと順蹴りをお互い交互にかざした手に当てることで、間合いの感覚をつかんだり、冴えや反応などの訓練をゲーム感覚で行いました。  このウォーミングアップから基本修練と鎮魂行の時間が、いかにして、興味を引き出しながらも同じ動きや同じ姿勢を長時間出来るように導いていけるか、指導者にとって試練の場です。 修行ですね。 ワクワクします。

相対での技の修練では、天地拳第一系相対と竜王拳第一系相対、内受突と小手抜などを行いました。 相対修練で気をつけることは、けして自分本位にならずに行うことです。 技術的には、「自分がこう動きたいからする」のではなく「相手の体勢がこうだから、また、相手をこのように導きたいからこう動く」ということに気をつけることが要です。 観察眼も養わなければなりませんね。 精神的には、お互いに向上するように考えて協力して修練するということが要です。 それは、なれ合いの手加減でするということではなく、互いの習熟度に応じて、あるテーマに対して向上できるように協力して稽古をすることです。 まさに易筋行で、心も身体も変化向上することを願い、またそれに導いていけるような指導を心がけていきたいと思います。

佐藤副道院長は、昨年に行われた部長・監督資格認定研修会【臨時】に受講して、4月から高原町でスポーツ少年団支部を立ち上げる予定です。 隣町であらたな仲間が増えていくことに期待し、嬉しく思います。 彼とは大学少林寺拳法部での先輩後輩の関係でしたが、いまでは友でもありライバルでもあり戦友でもある良き相棒です。 今後は所属長としても互いに切磋琢磨していけたらと思います。 ワクワクします。 またさらなる所属長を輩出できるように、社会のリーダーを輩出できるように、自らの向上にも努め、人の輪を人の和として繋げていけるようにつづけていきたいと思います。

次回も未来に繋げていけるような修練を心がけていきたいと思います。 合掌

修練日誌 1/22_2016

先日ほどではないものの、寒い中でみんな懸命に修練に努めました。 久しぶりの全員参座で、本日はゲストも来てましたのですごく賑やかでよかったです。  ウォーミングアップは三連伸脚とバランス蹴り上げなどを行った後に、10秒オニゴッコを行って身体をあたためました。 10秒間で全員捕まえられるかチャレンジです。 タッチされた人とオニは、残った人数の数だけ屈伸蹴りをすることにしているので、オニは必死に追いかけて皆は必死に逃げます。 盛り上がって、鍛えられ、身体も温まって一石三鳥ですね。

本日の修練では昇格考試に向けての修練を行う者と、その他で分かれて行いました。 その他の者は、拳のキャッチボールをして身体と心をほぐしてから内受突を繰り返し修練しました。 見習い拳士にとっては、拳のキャッチボールを行うことがワンクッションとなって、スムーズに内受突の動きに入ることが出来ました。 見習い以外にとっては、拳のキャッチボールを行うように、足腰から拳を出す動きや、自分本位でなく相手の動きを観てあわせて動くように指導しました。 拳のキャッチボールをしてから技の修練に移っていくことの要は、動きが分断されることなく繋げていくことで、自分の動きだけでなくて相手の動きから自分の動きに繋げていく感覚を感じることです。 その感覚を日常でも繋げていけると良いですね。

繋げていくことをテーマに修練しました。  この高崎町で少林寺拳法の修練がなされるようになって随分経つようで、多くの人たちが御縁になってきました。 私も私の兄弟もこの地で入門し、今に至っています。 私の兄弟たちは少林寺拳法からは離れてしまいましたが、帰省した際には修練に顔を出してくれます。 有り難いことで嬉しく思います。  今月には昇格考試をうけて黒帯を目指す者がいますが、過去の自分と未来の自分を良い方向へ繋げてほしいと話ました。 その昇格の流れ、人の繋がりをとだえることなく次へと繋げていきたいと思います。  次回も、時間と場所と人の縁を繋げていけるような修練を目指していきたいと思います。  合掌

2016年 稽古始め

8日㈮、稽古始めでした。 志を新たにして、いつも通りウォーミングアップから基本修練と鎮魂行、相対修練へと繋げて行きました。

ウォーミングアップはバランス蹴上げ廻蹴りと三連伸脚で下半身の柔軟性とコアの強化を図り、基本修練は運歩法から単独演武まで一通り行いました。 新年最初の修練ですから、自分自身を顧みて確認するように丁寧に行うように指導致しました。 今年はなるべく説明する時間を短くして、繰り返し数をかけて出来るようにしたいと思います。 特別なことは行わずに、一つ一つ階段を上るように努めてまいります。 基本修練や相対修練などを繰り返し繰り返し行うことで、身体を練り上げ、心を調え、運気を上げていけると良いですね。

昨年は新しい仲間も増え、充実した一年であったと思います。 今日までこの仲間たちと共に汗を流していることに感慨深く思い、特に幹部の皆には良く支えてくれたことには感謝の気持ちでいっぱいです。 今年はさらに充実した一年とし、またさらに仲間を増やしていけるように、足元を見つめ前を見据えて努めてまいりたいと思います。  合掌

2015年稽古納め

25日、きりしま高崎道院と高崎スポーツ少年団支部と合同で稽古納めを行いました。 まずは修練場所である吉村自治公民館の大掃除です。 昨年から修練場所として使用するようになり、今年で二回目の大掃除です。 感謝の気持ちを込めて、保護者も一緒に行いました。 例年と同じでセレモニーのように、親子で雑巾競争をしてからスタートしますが、親は子の成長を、子は親の逞しさを感じて、また絆を深めることが出来ていいですね。 普段行き届かないところも丁寧に行いました。

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大掃除のあとは例年通り、鎮魂行を行い、500本突き、500本蹴りです。 自分自身も500本足があがるかな~と心配したり、ちびっこ達が最後まで全うできるかな~と心配でしたが、全員全うすることが出来ました。 未就学児の子達も一所懸命声を出し足を上げ、途中詰まりながらも最後まで号令をかけることが出来て、この子達の成長を感じることが出来て感動しました。 今年は仲間が増えて、修練場所が狭く感じる中で行うことができ、昨年は5周くらいしないといけなかったのが、今年は3周ちょっとでよかったので、数を数えるのも楽でした。 最中は皆一所懸命でほとんど無心に近く行っていますので、あまり何周もすると今何周目だっけ?となるのです(笑)。 みんな笑顔で汗をかき、心身ともに充実し、みんなが一体となった時間でした。

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鎮魂行については、おとなしく出来なかったり姿勢が悪かったのが出来るようになり、言えなかった言葉もしっかり覚えて言えるようになりました。 合わせて千本突き蹴りは、指導者もたじろぐほどの元気をみせてくれ、振り身のしっかりとした良い突き蹴りをみせてくれました。 この1年の成長をみることが出来て有り難く思います。 またこの感動をあじわえるように、来年も拳禅一如の修練を心掛け導いていきたいと思います。 今年1年御縁のあった皆さま有難うございました。 また来年も宜しくお願いいたします。  合掌