月別アーカイブ: 2015年10月

修練日誌 10/30

10月最後の修練も元気に行えましたが、今日は幼年部の子が2人もお休みだったので、ちょっぴり落ち着いた雰囲気での修練でした。  ウォーミングアップでは久しぶりに4拍内受を単独でも相対でも行いました。しっかり連続で振身を行い、足の裏から力を伝えるように行うことを注意しました。
そこで、7級のRちゃんが腰の入ったいい突きをして、受けもしっかり振身が出来ていて驚きました。 ちびっこトリオもそれぞれよい部分がみられて、そこを褒めると自信を持ったようで良かったです。
良いものは良い、悪いものは悪いと、ありのままを観て伝えていきたいと思いますが、ポジティブに良い言葉で伝えていきたいと思います。 指導する立場ですが、毎回教わることがあり、感謝することしかりです。
基本は運歩法と突き蹴りをみっちり行って、単独演武を天地拳一~三系と義和拳一、二系と行いました。 相対修練は下受蹴と十字受蹴です。 単独演武や基本修練など1人で行う修練は相手が居ることを想定して行いますが、相対修練は1人で行っているように行うことが要です。 また、攻者も守者も傷つくことを恐れては上達しません。 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ではないですが、厳しい環境や立場が自らを鍛え、運も実力も向上させるように努めたいと思います。

次回もしっかり努めてまいります。  合掌

修練日誌 10/20

今日もいつも通り、江平地区吉村自治公民館において、ウォーミングアップから始まって、基本修練と鎮魂行をしっかり行いました。  修練を始める前には作務として、雑巾がけをします。 みんなで横に連なって次々に駆け出したり、ときには競争したり、これ自体がウォーミングアップになります。 作務とは、禅において日常の労務を修行として行うことですが、私たちもいつもそのような気持ちで、修練前の清掃を行いたいものです。

鎮魂行では、主座に呼吸を合わせて教典唱和を行います。 遅くても早くてもいけません。 全体を一つと感じられるように行うことで、相手の呼吸を感じる訓練とします。 合同修練など、他道院の方の主座を体験することがありますが、いつもと違って速かったり遅かったり感じることがあります。 本来ならば心臓の鼓動と同じくらいの速さで落ち着いて行うことがいいのですが、そのときの主座がそうでなくても、主座に合わせるように努めなければなりません。 社会においては、自分と気が合う人ばかりではありません。 いろいろな感性の人、いろいろな好みの人がいます。 そのようないろいろな人とも上手く関係していかなければなりません。 鎮魂行を行う際に、主座の唱和のタイミングや速さを感じて調和するように心がけることを、日常で他人のことを感じ取れるようになる糧にしてほしいと思います。

本日は相対修練の代わりに単独演武を一つ一つ確認しました。 1人でする修練ですが、他人が見て、まるで相手が居るように行うことが要です。 少林寺拳法の特徴の一つが「組手主体」です。 相手が感じられなくてはなりません。 1人で行うことを2人で行っているかのように、また、2人で行っているときは1人で行っていることを表現できるように、自分自身の身体の中を感じ取りながら修練してほしいです。

次回も、自己も他人も同じように感じることができるように、組手主体の修練を行っていきます。  合掌

修練日誌 10/13

日曜の合同修練後の修練でした。 熱も冷めやまないままの楽しい修練を心がけました。

ウォーミングアップ: 動物歩き各種

基本修練: 目打ち、金的蹴り、振子突き蹴り、受け各種、運歩法、天地拳第一系

相対修練: 上受突(表)、小手抜、巻抜

久しぶりに動物シリーズを行いました。 アヒル、カエル、イヌ、あかちゃん(ハイハイ)、トカゲ、などなど、行きは真直ぐ帰りは後ろ向きで競争しました。 全身運動、立派なコアトレです。 競争すると元気に楽しく行えますが、雑にしがちになります。 未就学のちびっこたちは途中で折り返したりしました。 まあ、それも愛嬌ですが(笑)、指導者としてはしっかりと行ってほしいので、どのようにすれば楽しくもしっかりと鍛えられるか、工夫したいと思います。  基本修練では受けを確認しました。 繰り返し行って身体に刷り込みたいと思います。 相対修練は基本修練の延長ですので大切に修練したいですね。 また、基本修練は相手が居ることを想定して行うことが大切ですので、相対修練をフィードバックすることも大切です。 基本修練と相対修練をスパイラルに向上させていくように努めたいと思います。

次回も、基本を大切に、楽しくも心身ともに鍛えられる修練に努めてまいります。  合掌

修練日誌 10/6

ずいぶんと肌寒くなってきましたが、始まるとじんわりしっかり汗かき修練致しました。

ウォーミングアップ: 手つなぎオニ、わんわんオニゴッコ、バービー、回転、4拍内受突、連続蹴り反攻

基本修練: 振子突き蹴り、運歩法、上中二連攻、天地拳第一系

相対修練: 諸手突抜、三角抜、諸手切返抜、突天三、下受順蹴、突天一

本日のウォーミングアップはオニゴッコを中心に、バランスと体コントロールの全身運動をテーマに行いました。 楽しんでニコニコ笑顔で行えることが何よりです。 難しいことは考えずに無心でリラックスして行えるように努めました。 幼年部の子たちは自然と、無心で行うことを知っています。 私たちが逆に教わりますね。

基本修練では常に同じ動きを行えるように努めます。 ウォーミングアップでは心身ともに解放させるようにしますが、基本修練では解放させずに、逆に型にはめて、型どおりに動くように努めます。 「山びこ学校」の無着成恭先生のおっしゃるとおりで、まずは型を身につけます。 そこから型を破り、型から離れます。 「守・破・離」です。 型なしじゃぁいけませんね。

相対修練では、型を大切に守りながらも、型を自由に形として扱えるように、連絡変化を交えながら修練しました。 本日も少林寺拳法を楽しみました。

次回も、形を守り、形を楽しんで、少林寺拳法を楽しみたいと思います。  合掌