月別アーカイブ: 2015年7月

修練日誌 7/28

今日も暑い一日でしたが、熱中症に気をつけながら懸命に修練しました。

ウォーミングアップ: 馬跳び股くぐり、股くぐりリレー、屈伸蹴り

基本修練: 振子突き蹴り、移動稽古

相対修練: 打上蹴り、外受蹴り、演武修練 他

屈伸蹴り、鹿児島大学少林寺拳法部では「ポンプ」といって行っていました。 あたかもポンプを押すと水がでるように、しゃがむと同時に蹴りながら立ち上がります。 膝を抱えた状態を維持しながら行うことが大切です。 これで蹴りを行う際の形と力の使い方を学びます。  基本修練では移動稽古を行いましたが、より遠くへ速く行うことが大切です。 本日も元気にしっかり行うことができました。 しかし、さらなる上を目指してほしいと思います。

相対修練では本日も、構え・間合・八方目に注意して行いました。 これらは日常においても大切なものです。  「構え」は心構えであり、より良い姿勢で物事を行うことです。 人に接するときには、その人の持つ雰囲気によっても影響されていきます。 常に平常心で穏やかな心で以って自然体で接したいものです。  「間合」も、人や場や時に応じて適切な間や距離があると思いますが、見極めて接し行いたいですね。 適度な距離である「基本間合」を中心に「近間」「遠間」も使い分けることができたらな、と思います。  「八方目」で全体を観ることを意識して修練を行いますが、日常においても全体を観ることができるように立居振舞のなかから八方目を心がけたいと思います。

次回も日常のための修練を心がけていきます。  合掌

修練日誌 7/24

暑い一日の終わりに、熱い修練を行いました。

ウォーミングアップ: ケンケン、イヌさん、しゃくとり虫、フロントランジ

基本修練: 振子突き蹴り、運歩法、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 切抜、打上突、外受蹴

本日は小学生の女の子が体験に来てくれました。 一緒にウォーミングアップと基本修練を楽しみました。 また、皆と一緒に鎮魂行も行って、姿勢よく静かに心を落ち着かせることができたようです。 正式に始めてくれるようになると嬉しいですね。 次に繋げることができるようにしたいと思います。

本日の鎮魂行では、少々リラックスしすぎたのか、打棒時の気合いが出ていませんでした。 六尺棒が床に打ちつけられて大きな音がすると、同時に大きな気合いで応えなければなりません。 主座が誰でも、場所がどこでも、リラックスしつつ集中してフロー状態で平常心を保てるように修練したいものです。 指導者としてそのように導けるように、まだまだ工夫の余地ありと感じました。 また、今後の伸び代といいますか、可能性を感じることもあり、ワクワクします。  講話では、マザーテレサの話から「エネルギー体」の話を紹介しつつ、そこから縁起説と自己確立へと話をしました。 言葉も仕草も表情もプラスのことを行いたいものです。 キリリとしたカッコいい顔でカッコいい自分をイメージして修練しましょう。

次回も、よりよいエネルギーを吸収して発散できるように修練してまいります。  合掌

修練日誌 7/21

本日も、雨雲も吹き飛ばすように元気な気合いで修練しました。

ウォーミングアップ: 四股スクワット、腕立て膝上げ、足上げ歩行、お尻歩き、背中歩き

基本修練: 振子突き蹴り、天地拳第一系

相対修練: 演武修練 その他

本日のウォーミングアップは身体の使い方を訓練するように行いました。 股関節や体幹と肩甲骨をしっかりと動かせるようにしました。 はじめてする動きもあってか、楽しんで行うことができました。  その後の基本修練では、動きの基礎となる振子突きと蹴上げをじっくりと行いました。 基礎となる動きを見直して磨きあげることで、技も磨きあげられて普段の生活での立居振舞の改善へと繋がればと思います。  相対修練においては、それぞれ演武修練に取り組みました。 ひとつひとつの技を確認するとともに、相手のために攻撃すること逃げないこと、相手に合わせる心を養います。

たまに攻者において、相手に攻撃することを怖がって自分からよけるように攻撃したり届かない攻撃をする者がいます。 ですが、意味のない攻撃をしても相手の稽古になりません。 確かに、攻撃するということは相手を傷つけるかもしれないという恐れがあります。 ですが、真剣に行うからこそ相手のために意味があり、自分にとっても本当に相手を思いやる心を育むことができます。 お互いに真剣に攻撃・反撃を行うことで平常心や真に相手を思いやる心を育んでほしいと思います。 また相手に合わせるというのは、慣れ合いで行うことでなくて相手の動きや気持ちを感じ取って「先」をとるということです。 「先」をとる修練を繰り返すことで「勘」を養い、「運気」を高めることに繋がればと思います。

次回も、真剣に和気あいあいと、楽しく元気に少林寺拳法を楽しみたいと思います。  合掌

修練日誌 7/17

台風一過でいい天気でした。本日も窓全開で気持ちのいい風を取り込みながら修練出来ました。

ウォーミングアップ: ワンワンおにごっこ、ケンケンおにごっこ、連続Pバック蹴り、8拍子突き蹴り

基本修練: 振子突き蹴り、内受突、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 柔法乱捕り

本日も柔法乱捕りを楽しみました。 まずはしっかりと守法を行うこと、片手は顔の前に備え、八方目で相対することに気をつけました。 また、位置取りも大切ですね。 相手を感じとること、お互いの位置を考えながら動くことに気をつけます。 1分という短い時間で何度も相手を変え、下の武階の者が常に攻者として全力で攻撃を行いました。 一番下の者は攻者だけしか行いませんが、攻者の方も軸をつくるいい修練でした。

挨拶・返事について話をしました。 幼い子は、挨拶すべきときに声が出せなかったり、返答がただ頭を動かすだけで返事ができなかったりします。 挨拶・返事は、気持ちが相手に伝わらなければなりませんので、「目」と「声」と「しぐさ」で行うことが大切です。 ちゃんと顔を合わせて声をだして仕草で伝えます。 少林寺拳法では「合掌礼」で挨拶を行いますが、頭を垂れるのではなく、しっかり顔・目をみて、丹田を相手にあわせ、合掌礼で敬意を示すことが肝要です。 それは、易筋行=少林寺拳法の修練でも同じで、八方目で相手を観て丹田を合わせ相手を感じ取って合わせます。 その道場の修練をとおして、日常でも同じような気持ちで人に接してほしいと思います。 「道場は楽屋」です。 少林寺拳法の「組手主体」の修練で普段の自分自身の芯を練り上げたいと思います。

次回も組手主体の修練で、相手に合わせる心を育んでいきます。  合掌

修練日誌 7/14

蒸し暑くても窓全開で、気持ちのいい風を感じながら修練を行いました。

ウォーミングアップ: 馬跳び股くぐり、連続Pバッグ蹴り、背中タッチ

基本修練: 受け反攻訓練、天地拳第一系

相対修練: 柔法乱捕り、小手抜き、寄り抜き

連続Pバッグ蹴りを行いましたが、支える人ごと蹴り飛ばす気持ちで行いました。 足首を活かして前足底で蹴り込みます。 弾くように、腰を切って、軸足を沈ませて行います。 実際に物を蹴ることで身に着けてほしいです。 しかし、形に気をとられることなく、全身全霊で元気いっぱい行うことの方が大切ですね。 ストレスを蹴飛ばして明日への活力としてほしいです。

受けからの突き蹴りを修練する際、「捨て目捨て耳」について話をしました。 どうしても受け手の方に視線が向いてしまったり、突きや蹴りをする際に反対の足元や手元がおろそかになってしまいます。 視線はしっかり八方目で、受けのときには次の反攻に意識を持ち、突きの時には蹴りが出来る体勢を意識し、蹴りの時には突きのできる体勢を意識したいものです。 「捨て目捨て耳」とは、普段の何気ないことにも目や耳に留めておくように心がけることですが、修練の際には、使っていないものや反対のものに意識を働かせる気持ちで行い、指導を受ける際には、みる時には耳を働かせ聞く時には目を働かせて、何気ないことにも意識を働かせてほしいと思います。 もちろん、日常生活でも捨て目捨て耳をきかせることは大切ですね。 少林寺拳法の組手主体の修練を行うことで、日常での心構えが身に着くようにしたいと思います。

次回も組手主体の修練で、気付き気付かされる心を育みたいと思います。  合掌

修練日誌 7/10

本日も梅雨の合間の蒸し暑い日ではありましたが、元気に修練出来ました。 しかし、これからは熱中症に気をつけて、こまめな水分補給を心がけていきたいと思います。

ウォーミングアップ: 歩調駆け足、ハイハイおにごっこ、ミット突き蹴り

基本修練: 内受・上受、単撃訓練、竜王拳第一系

相対修練: 立合吸収受身復位法、ミット受即反攻

本日の相対修練も身体操作の訓練としました。 幼年部はBBCの受身復位法を行って、素直に受け入れることを旨に、転がり方から身体作り、心作りへと繋がるように修練しました。 また、立ち方・座り方の指導も行いました。  少年部から一般にかけては、前回の続きで、ミット受即反攻を楽しみました。 本日は前回からステップアップして、連反攻・段反攻や連攻を受けてからの反攻を行いました。 ミットで受ける攻者は力強く大きな動きで攻撃しますので、反撃する守者はしっかり受けられるはずですが、自らの反撃や相手の動きに心がとらわれていたり、心が逃げていたりすると、受けそこなったり体がくずれて反撃できなかったりするようでした。 まさしく拳禅一如であるなと思うことでした。 ひたすら汗をながし、ただ懸命に大きな気合いと共に、全身全霊で受けてミットに反攻を行うことを楽しみました。

「知っていて悪いことをするのと、知らないで悪いことをするのと、どちらが罪が深いか」  ということから「自己確立」の話をしました。 ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、後者の方が罪は深いですね。 善悪は相対的なものです。 法や道徳や社会の慣習など、分かりきって守るべきものはありますが、あいまいな世の中で、善悪を決めること行く先を決めることは自分自身で、その責任も自分自身によることを覚悟する必要があります。 少年たちには、そのことを理解し心に留めて、力強くこの娑婆を生きてほしいです。 そして、知らないうちにまわりの人を悲しませることのないように、よく考え多くを学び、人に向き合ってほしいです。 しかし、半分、いやほとんど自分自身に対して言い聞かせています(汗)。

次回も、ただ懸命に自己確立を目指して努めてまいります。  合掌

修練日誌 7/7

七夕ですね。 願いをかなえる為の力をつけるべく修練するにはいい日でした。

ウォーミングアップ: ジャンプ、歩調駆足、かえるさん・うさぎさん・あかちゃん

基本修練: 受け訓練各種、順蹴り、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 連続ミット蹴り(相対)、ミット受即反攻

大会後の修練でしたが、本日は体力向上を旨に汗をかきました。  基本修練では受けを各種行った後、ひたすら順蹴りを行いました。 見習いの子達も一所懸命ついてきてえらかったです。 声で、気持ちで乗り切りました。  ミット蹴りは、お互いに向かい合い、互いの持つミットを交互に蹴り合います。 数を互いに数えながら、相手よりも速く強くけることを心がけて行いました。 また、数をかぞえることで、息を止めることなく動きの中で呼吸することを修練しました。 また、ミットでの攻撃を受けて、すぐ反撃することを連続で行いました。 動き続けること、八方目、感受性を高めるように心がけました。

前回、ちょっぴりへこんでしまったU君、今日は元気いっぱい頑張りました。 鎮魂行でも、数秒ではありますが、しっかり腰を立てて座っていられ、成長を感じられてうれしく思いました。 どんなに小さな子でも、し続ければできるようになるものです。 自分を信じてなにごともチャレンジしてほしいと思います。

次回も、無限の可能性を感じることのできる修練を心がけていきます。  合掌

修練日誌 7/3

雨の合間の蒸し暑い日でしたが、虫にも負けずに窓全開で修練致しました。

ウォーミングアップ: はいはいオニゴッコ、くもさんオニゴッコ、足上げ、レジ袋キック、バランス蹴上げ

基本修練: 単撃訓練、運歩法、上中二連攻、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 演武修練

大会前の最後の修練でした。 細かいことは抜きで、気合、気合、気合で行いました。 声を出し、汗を流し、気持ちを引き上げていきます。 指導者が始動者として務めることができたかは、大会当日に分かることでしょう。 また、自分たちは常に出来るか出来ないかのギリギリを渡っていて、出来るほうに踏みとどまれるかどうかは気持ち次第だということを話しました。 私自身の言葉がまだまだ足らない為、上手く表現出来たか分かりませんが、引っ張り出せる程度の心の片隅にはおいていてほしいと思います。

本日のスポ少の方の修練では、最近姉弟で入会した3歳のU君が他の子とウォーミングアップでぶつかってしまって、気持ちが折れたのかその後の修練には参加できませんでした。 それでも、修練の最後には元気な挨拶をしてくれました。 いつもの元気良さとは反してのへこんだ様子をみると、がんばっていたのだな~と思いました。 まだ3歳ですから、でも、その小さな身体でチャレンジする姿に無限の可能性を見せてくれています。 また、お姉ちゃんのSちゃんも、U君の手をとって導いたりして優しさを見せてくれました。 そのような子供たちの雑念の無い純粋な姿を観ることができ、心動かされるものがありました。 合掌礼のお互いを敬う心、感謝の心を育む修練を行いたいと、また気持ちあらたにすることでした。

次回も、「半ばは自己の仕合せを、半ばは他人の仕合せを」 「我在りと感ずる我は仮の我 真の我は見えず感ぜず」 という調和の心を育む修練を目指してまいります。  合掌

修練日誌 6/30

6月最後の修練でした。 上半期が終わりましたが、あっという間に感じます。

ウォーミングアップ: 四股立ち背筋、足上げ、バランス蹴上げ、わんわんオニゴッコ

基本修練: 単撃訓練、運歩法、上中二連攻、天地拳第一系

相対修練: 演武修練 他

久しぶりのわんわんオニゴッコ、元気に楽しく行いました。 10秒ルールで行いますので、スピード感があって集中力の養成にもなり、ウォーミングアップには最適かな~と思います。 基本修練での上中二連攻においては、本日は足を止めて前屈立ちで行いました。 力の伝え方を学び、体幹の使い方と足腰の養成にもなります。

本日も、日曜の大会に向けて集中して修練行いました。 が、なかなか厳しいものがありました。 まだ構成を憶えていなかったり、気合・気勢・冴えがなかったり…。 大会まであと一回しかありませんが、日頃の修練と彼らのヤル気を信じたいと思います。 まずは私自身が始動者として汗をかき声を出して行きます。 日頃の修練の積み重ねでしかありませんので、今まで修練を重ねている自分自身を信じて、あきらめずに行ってほしいと思います。

次回も、自らの可能性を信じて努めていける修練をしてまいります。  合掌