月別アーカイブ: 2015年8月

修練日誌 8/28

夏休み明けの最初の修練でした。 夕方は大分涼しくなりましたが、まだまだ熱中症には気をつけたいと思います。

ウォーミングアップ: ドッチビー、蹲踞相撲、バネスクワット、小さく順突き、小さく逆突き

基本修練: 振子突き蹴り、内受突、上受蹴、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 上受突(表)、内受突、演武修練その他

高崎夏祭りでの演武披露まで残り一週間となりました。 残すところあと二回です。 気力溢れる演武を披露することで、見ていただいている方々に元気を送り届けられたらと思います。 全ては気持ちから現れますから、まずはカンフースターになりきれ、とハッパをかけることでした。

ウォーミングアップや基本などは、必ず指導者が前に立ち、誰よりも全力を出して行います。 まずは指導者が始動者として、みんなを引っ張るように気をつけます。 なるべく指導者が持ち回りで前に立ち、それぞれが特色ある修練をしていますが、みんな仕事の合間で行っていますので、遅れたりしてウォーミングアップや基本修練の時間に間に合わない時もあります。 となると、道院長である私がウォーミングアップから基本修練まで全力で行いますが、若い時と同じ動きをしているといけませんね。 動きに無理・無駄が生じて筋肉に頼った動きをしてしまい、筋肉が悲鳴をあげてしまいます。 本日は日曜の合宿からの筋肉痛がたたって、太もも全面に激痛が走ってしまいました。 来週土曜まで安静です。 ストレッチをおろそかにしていたことを反省し、動きの質を向上せねばいけないなと思いました。 この痛みを指導へとフィードバックしていきたいと思います。

次回は、副道院長に全面的に指導を任せたいと思います。 養生して養行を目指していきたいと思います。  合掌

修練日誌 8/25

先日はお休みでした。 今日は台風後の修練ですが、みんな大したことなく元気に出てきて修練できて良かったです。

ウォーミングアップ: ドッチビー、昼と夜、小さく順突、小さく逆突

基本修練: 振子突き蹴り、内受突、上受蹴、竜王拳第一系、天地拳第一系

相対修練: 切抜、打上突、演武修練その他

本日は「自己確立」と「自他共楽」について話をしました。 少林寺拳法の拳士が目指すべきところです。 いいことも悪いことも含めて自分が選んでいるという自覚をもって、自己を高め、他者と気持ちや行動を共有してよりよい環境を作り出すことを目指してほしいと思います。  また、演武修練や相対修練を行う際には、相手を受け入れること、相手の力を引き出した上でそれを全て受け切るように修練することを説きました。 「後の先」の修練を行うことで、真の護身の技術を高め、相手を立てる受け入れるといった心を育むようこころがけたいですね。

少林寺拳法を始めたきっかけは、強くなりたいとか楽しそうとか勧められたからとか人それぞれで、今現在も修練を続けている理由の一つは、そのきっかけによると思います。 しかし、修練していく内にそれだけでないものも感じ取ってほしいです。

次回も、「後の先」を目指す組手主体の修練で、身体と心を育んでいきます。  合掌

修練日誌 8/18

一週間、お盆休みでしたが、骨折してお休みしているS君以外みんな参座して、元気に修練出来ました。 みんなの元気な顔が見られて嬉しく思います。

ウォーミングアップ: おにごっこ、気合出し、八拍子受け、足上げ歩行

基本修練: 振子突き蹴り、内受・上受、内受突き、上受蹴り、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 切抜、外受突、上膊捕、演武修練

本日も相対修練は演武修練がメインでした。 あと二週間ですが、心身ともに仕上ていきたいと思います。 拳禅一如の修練を心がけて努めていますが、身体と心のどちらも大切に、車の両輪のように鍛えていきたいものです。 しかし、まずは気持ちを上げていきます。 気力に溢れてカッコいい自分をイメージしながら修練することが要です。

以前、映画化やドラマ化された「サトラレ」という漫画について話したことがあります。 サトラレは、コップから水が溢れるように、才能があまりあるばかりに、考えている気持ちも周囲にダダ漏れになってしまいます。 ここで注目したいのは、単に心が周囲に丸わかりになるということではなく、意志を伴った才能が身体の容量から溢れて周囲に漏れているということです。  考えていることが周りに丸わかりになるということはフィクションですが、逆に考えると、溢れ出る意志の力によって才能が引き出されることは在るのではないかと思います。 継続した熱意や志や気力というものは、身体の大きさに関係なく、身体の容量を超えて無限に大きく出来ると思います。 その無限の心のエネルギーで身体を動かし、行動へと繋げていけたら、出来ないことはないと思います。  そのような考えで、みんなの気持ちを引き上げて修練し、日常の行動へと繋がっていけるように心がけていきたいと思います。

次回も、元気にカッコよく、熱意あふれる修練を心がけていきます。  合掌

修練日誌 8/7

本日も元気に修練出来ました。

ウォーミングアップ: 昼と夜、四股スクワット、バランス蹴り上げ、連続跳び込み蹴り

基本修練: 振子突き蹴り、内受・上受、天地拳第一系

相対修練: 内受突、切抜、流水蹴、演武修練他

本日もホットヨガさながらで、こまめに水分補給しながら、基本を大切に、気合・構え・間合・八方目に気をつけました。  9月5日の高崎夏祭りで演武を披露しますので、最近は演武修練を主に行っています。 基本修練では幼年部にあわせて、幼年部がおこなうことを皆で確認するように行いました。 幼年部の子達もしっかり披露できるよう、元気よく楽しげに演武できるように導いていきたいと思います。

指導をしているときに、6歳のS君が「正中線」とぽつりと言いました。 いつも言っていることを憶えていたようです。  出来るか出来ないかは別として、分かっている、憶えていることがまず大切だと思います。 そのように幼い子も憶えていたことに、子供の可能性を感じ嬉しく思いました。 よい言葉を心に留め、刷り込み、身体で現せるようにしていきたいと思います。 まずは自信をつけさせ、その自信によって次の行動を呼び起こせるようにしたいです。

次回も、自己の可能性を感じることができるように修練していきたいと思います。  合掌

修練日誌 8/4

月が変わって最初の修練。 今日も、しっかり元気に楽しく修練しました。 それにしても、暑かったです。

ウォーミングアップ: 昼と夜、屈伸蹴り、蹲踞蹴り上げ

基本修練: 振子突き蹴り、内受・上受、天地拳第一系

相対修練: 流水蹴、転身蹴、演武修練他

先日の日曜日に行われた合同修練の熱気そのままで修練を行いました。  昼と夜はスポーツ少年団でよくやるゲームですが、おにごっことビーチフラッグを足して2で割ったようなものです。 楽しみながら体力向上を目指します。 また、本日は蹲踞の体勢から蹴り上げをしました。 しっかりバランスをとって膝を上げて踵を引きつけないと倒れてしまいます。 コアトレにもなります。

本日も演武修練をしつつ、各技を集中訓練しました。 技の正確さも大切ですが、構え・気合・間合・八方目を大切に修練しました。 しかし、技の修練その前に、やはり結手構えですね。 しっかり真直ぐ立ち、重心を落としてふらつかないようにすること、常に八方目でいることが大切です。 結手構えがしっかりしてくると技を行う際の構えも良くなってきます。 また、逆も真なりかな、と思います。  普段の行い、礼儀・礼節・立居振舞を大切に、心と身体の護身の技術を会得すべく修練していきたいと思います。

次回も、暑さに負けず、心と体を育んでいきたいと思います。  合掌

修練日誌 7/31

本日も汗を滝のように流して修練しました。 さながらホットヨガのようでした。

ウォーミングアップ: 昼と夜、腕立て膝上げ、跪坐蹴り上げ、屈伸蹴り

基本修練: 移動稽古、天地拳第一系

相対修練: 巻抜、突抜、打上蹴、外受蹴

本日の鎮魂行において、ちょっぴりニヤケてしまいました。 少林寺拳法を始めてまだ三か月のSちゃんが、大きな声で信条を唱えていたのです。 もうそこまで覚えたのか!と驚き、可能性を感じさせてくれてうれしくかったです。 少林寺拳法の第一歩は自分の可能性を信じることです。 そして、その可能性を信じて努力することです。 指導者としてはその努力に応えるべく、しっかりと導いていきたいと思います。

金剛禅においては日常のあらゆることが修行ですが、易筋行=少林寺拳法の修練と鎮魂行が主の修行です。 易筋行=少林寺拳法でも鎮魂行でも身体と心を調えます。 自分自身の無限の可能性を信じて、可能性に値する努力をし、可能性に値する心を育む、そういった修練をし続けていきたいと思います。 そのためにも相対修練においては、全力で真剣に攻撃し、それに応えられるように訓練していきます。

次回も自己の可能性を信じて全力投球していきます。  合掌