月別アーカイブ: 2016年4月

修練日誌 4/12_2016

曇り空で霧島山が見えず、今朝方はちょっぴり肌寒かったですが、熱く元気に楽しく汗を流しました。
本日も体験で、J君、S君、T君と、見学にまたS君が来てくれました。 賑やかで活気ある修練ができて、大変うれしく思います。

ウォーミングアップでは、いつもの三連伸脚と足上げの後に10秒オニゴッコを行いました。 「全力で!ごまかさない!楽しく!」を合言葉に八方目の指導も兼ねて行いました。 今後も人や物にぶつかって怪我などしないように、目配りを心がけて行いたいと思います。
そのまま基本修練で、開足での突き蹴り修練の後に、相対で突き間合いの為の訓練を行いました。 実は、先日鹿児島県での禅林学園武道専門コースで派遣講師のI先生に教わった修練です。 結手構の相手の首横に連続で突き込むのです。 結手構で突かれる方は相手を信頼して動かずに相手の動きを観ます。 攻撃する側は、深く、速く、ギリギリで行えるように修練します。 この感覚でその後の技の修練へと繋げていきます。 (I先生、有難うございました。)

そして、姿勢を調え、呼吸を調え、心を調えて、鎮魂行を行いました。 体験の子たちも、ちょっと手を添えてあげると自分で調えることが出来ました。 この出来るという感覚を大切にしていきたいと思います。
本日の修練の途中、履物がそろっていないことに気がつきましたので、この機会に体験の子にも脚下照顧についてお話しました。

「履物をそろえる。足元を見つめる。自分の行いを顧みる。」

お家でも気をつけて、心にはたらきかけながら行ってほしいと思います。 その行いで未来へと繋げてほしいです。
次回も、意識を無意識へと繋げて、拳禅一如の修練を心がけてまいります。 合掌

修練日誌 4/5_2016

もうすでに桜が散り始め、葉桜となりつつあります。 ぽかぽか陽気で高千穂峰も綺麗にみえた良い一日の締めくくりに、修練で明日への活力を修養しました。

本日は前回に見学に来てくれたT君がまた来てくれました。 大変うれしく思います。 ますます活気が生まれてくるように感じます。  さて本日のウォーミングアップは、いつもの三連伸脚と足上げの後に十秒オニゴッコを久しぶりに行いました。 オニにタッチされた者は次のゲームでは、交代して全員オニとなって追いかけます。 最初は何度もオニになってしまう者がいますが、そのうち考えて行うようになって、うまい具合に順番がまわっていました。 いい汗をかきました。

基本修練は、いつもの突き蹴り修練の後に横転より起上りを訓練しました。 すばやく動き起上り、八方目としっかり構えて連反攻を行うことを注意しました。 単演基本法形は天地拳第一系を一気に行ってみました。 普段は号令に合わせて行っていますが、一気に連続で行うことで、ブレずに動けているか、詰まらせない動きが出来ているかなどを確認します。 それから、小休止として燭火法を行いました。 はじめて行う者もいて、真剣かつワイワイ楽しくしていました。 その後に鎮魂行を行って、身体と心を調えました。

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鎮魂行の後は相対修練です。 武階別にそれぞれ、上受蹴と小手抜を行いました。 上受蹴は胴をつけて当て身をしっかり出来るか確認もしながら行いました。 小手抜では、攻者がしっかり攻者として攻撃を行っているか確認しました。守りながら攻撃しがちですので、しっかり攻撃すること、 心構えから気をつけながら修練することが大切です。 身体を動かすのは心であり、心は呼吸で調えます。 動きも呼吸も詰まらせないようにしたいですね。

次回も、「歪まず・力まず・詰まらせず」に気をつけて、楽しんでまいります。  合掌

修練日誌 4/1_2016

新年度がスタートしましたが、皆元気に修練致しました。

ウォーミングアップは、動的ストレッチを各種行った後に肩タッチ・腹タッチ・膝タッチ、連続跳び込み蹴りを行いました。 楽しみながら基本的な動きへと繋がってくれたらと思います。

基本修練では運歩法と突き・蹴り・受けを行い、相対での受身修練(横転より起上り)も行いました。 独りよがりではなく相手が居ての自分であること、組手主体の修練であることを話しました。

基本修練の後は鎮魂行です。 姿勢を調え、呼吸を調え、心を調えます。 本日は幼年部の子たちも姿勢よく、ジッと静かに座禅行が出来ました。 はじめたばかりの頃を思うと、成長甚だしいと感じます。 身体と心をコントロールすることで前頭葉を鍛え、力と運気を引き寄せ、道をひらいてくれたらを思います。

相対修練は武階別に分かれてそれぞれ修練しましたが、新年度も楽しく修練出来ることの喜びを感じることができ、嬉しく思いました。 今年度も、少林寺拳法の六つの特徴を、しっかりと体現出来るように体感できるように大切に修練していきたいです。 また、そのように指導していくこと、心あらたに決意致します。  少林寺拳法の修練を通して、逃げない心、傷つかない心、「大丈夫・行けます・やります」と実践する心を育みます。

次回も、合言葉は「ダイヤの心」で努めてまいります。  合掌