投稿者「tateyama」のアーカイブ

修練日誌 5/1

5月最初の修練日、連休前に気持ち良く汗を流してリフレッシュしました。

ウォーミングアップ; 四股立ちジャンプ、拳のキャッチボール、肩・腹・背中タッチ

基本修練; 振子突蹴、内受突、上受蹴、天地拳第一系

相対修練; 空乱稽古、内受突、上受突、流水蹴(前)、片手押抜、払受蹴

本日は久しぶりに、真暗闇で鎮魂行の座禅行を行いました。 この世の中で私たちは、究極の所「暗闇の中で一人」だそうです。  真に頼れるものは自分自身だけ。  しかしこの暗闇の中で光があるとすれば「法」だけであると。  自燈明、法燈明。 目をつむり、己の内に向かいます。 まわりを変えることは難しく、たくさんのエネルギーも必要ですが、自分自身を変えることはそれに比べれば簡単で、すぐにでも行えます。 少林寺拳法の修練を通して、自分自身の可能性を信じて向上していこう! と話ました。

拳のキャッチボールでは、臍下丹田から動かすこと、肘を落として拳を放り出すこと、拳を吸収して相手の中丹田へ送り返すことに注意しました。  自他の動きが繋がるようなイメージで、我を消して行えるように集中しました。 しかし、自発的に動くことも大切です。 心も繋がるようにキャッチボールしたいですね。 この動きを基本修練と相対修練に活かしていきます。 基本修練でも相対修練でも「力まず・歪まず・詰まらせず」に注意します。

次回も心身ともに、力まず・歪まず・詰まらせず、フロー状態の修練を目指していきます。  合掌

修練日誌 4/28

本日も元気よくしっかり汗をかきました。

ウォーミングアップ; レジ袋キック、真向法、跪坐振子突、楽座横蹴

基本修練; 跳込蹴、十字蹴、振子突蹴、差替入身上受、下受二連蹴、天地拳第一系

相対修練; 上受突、下受蹴、突抜、上受背投、片手投各種、合掌引天秤

以前、鎮魂行においては念ずることが要だということを話しましたが、易筋行、少林寺拳法の修練においても念ずることが要です。 素直な気持ちで、心身ともに強くなることを念じて修練します。 また素直な気持ちで、手本となる動きを感じて真似ることも必要ですね。

この「念じる」こと「感じる」ことは、実生活においても大切だと思います。 何事においても、やりきる気持ちと関わり合う人の気持ちを汲み取り感じる気持ちと、この両方がなければ独りよがりになってしまったり、周囲に流されることになってしまったりする恐れがありますね。 少林寺拳法ではこの「自己確立」と「自他共楽」のできる人を目指して修練します。 そしてそれはこの社会を強く生きる力になります。

次回も、心を鍛え身体を鍛え、周囲を感じることができるように修練していきます。  合掌

修練日誌 4/24

修練の前には必ず、修練場所の清掃をします。 本日も床の雑巾がけを行ってから修練を始めました。 一清掃、二勤行、ですね。 足腰も鍛えられます。

ウォーミングアップ; シャトルラン、連続Pバッグ蹴り、楽座横蹴り

基本修練; 前受け身、後受け身、大車輪、十字蹴り、跳び込み蹴り、飛び蹴り

相対修練; 内受突、上受蹴(表)、片手押抜、振天二、振捨表投、腰挫、木葉送、木葉返

シャトルランでは色々な動きを行いました。 普通に走ることから始めて、犬さん、ウサギさん、アヒルさん、カエルさん、赤ちゃん、などなど全部動物ですね(笑)。 色々な動きを通して、自分の身体を自由にコントロールすることを目指します。 その後は、パンチングバッグを皆で蹴り倒しました。 受けている方が必死でした。自然と笑みがこぼれます。  基本修練では、受け身を特訓しました。 なかなか難しいようですが、前回よりも随分と進歩しました。

相対修練では逃げないことをテーマに指導しました。 少林寺拳法の修練においては、自分自身の向上を目指すことはもちろん大切ですが、修練する相手(パートナー)の向上も一緒に目指さなければなりません。 そのためには、相手の当て身や技を受けることも大切です。 また、逃げながらの技は攻者も守者も効果ありません。 実生活においても、逃げずに向かっていくことで見えていくことは多々あります。 「死中に生を求める」なんて言葉もありますね。 男子たるもの、いや、今の時代は女子も、そのように成長し、強くこの「娑婆」を生きていくことを願います。

次回も生きていく強さを育む修練を目指していきます。  合掌

修練日誌 4//21

本日もしっかり修練できました。

ウォーミングアップ; 足上げ、レジ袋キック、肩タッチ・腹タッチ、8拍子突蹴

基本修練; 単撃訓練、受反攻訓練、上中蹴三連攻、天地拳第一系

相対修練; 空乱稽古、内受突、下受蹴り、押抜

本日は久しぶりに空乱稽古を行いました。 肩タッチや連反攻の延長線上です。 間合と八方目に気をつけて修練します。 幼年部の子も楽しんで行えましたが、怪我することないように十分気をつけたいと思います。

次回の昇級考試に向けても修練を開始します。 しかし、こちらから指示することはありません。 いつ昇級考試を受けるのかは自分たち自身で決めて、しっかり目標と計画をたてて行ってほしいと思います。 また、昇級考試だけではなく、実生活においても目標を立てて、その目標に向かって計画をしっかり実行してほしいですね。 修練の心構えはそのまま人生の心構えにも繋がるのかなと思います。

次回も、夢に向かって力強く歩んでいける心と身体を育む修練をしていきます。  合掌

修練日誌 4/17

雨上がりのすがすがしい陽気の中で、気持ち良く修練出来ました。

ウォーミングアップ; 足上げ、八拍子受、ボウリング歩き、連続飛込蹴、肩タッチ・腹タッチ・背中タッチ

基本修練; 単撃訓練、天地拳第一系

相対修練; 内受突(裏、表)、流水蹴(前、後)、転身蹴、逆小手、送小手

前回、返事について話をしましたが、本日の修練ではしっかり覚えてくれていたようで、反応がすごく良かったです。 嬉しく思いました。 その反応の良さが技にも表れていました。 やはり、拳禅一如です。 返事ひとつからしっかり行えば、心が変わり、身体も変わってきますね。 その素直さを見習いたいと思いました。

本日もボウリング歩きで丹田から繋がる動きを修練し、連続飛込蹴で下半身強化に努めました。 どちらも少年部にはまだまだ難しいようです。 しかし、懸命に修得しようとする姿には感動します。 時々はおふざけがみられますが、御愛嬌ですね。

次回も元気に楽しく修練に努めます。  合掌

修練日誌 4/14

暖かくなったかなと思いきや、ちょっぴり肌寒かったりして、まだまだ注意が必要ですが、熱く元気に修練しました。

ウォーミングアップ; ボウリング歩き、レジ袋キック、連続ミット蹴り

基本修練; 単撃訓練、受け各種、横転より起上り、天地拳第一系

相対修練; 内受突、小手抜、袖巻返、蹴天一掬投

本日は久しぶりにボウリング歩きを行いました。 腰の切り返しで腕を動かします。 初めて行うと、手を一生懸命動かしたり手と足を同時に動かしたりして、難しいようです。 が、しばらくするといい動きになってきます。 体幹を使って動かすように意識します。 全ての動きに繋がってくれればと思います。 ゴルフも一緒ですよね。

返事について話ました。 促すと出来るのですが、今時といいますか、反応が鈍かったりします。 「ここで返事しよう」とか「ここでは返事してはいけません」とか教えられるものではありません。 これは自分自身で実際に、感じて反応してやってみなければできませんよね。 まずは、すべての話にうなずいたり相槌を打ったりするのと同時に、返事も積極的に行うことです。 やってみなければ学びません。 やっていくなかで自分自身で感じて考えて反応していけばいいのです。

返事をしようと思っても出来なかった、という状態の子もいます。 返事をしようと心が動いたまでは良かったのですが、声に出なかったのは、普段やっていないから、訓練されていなかったからですね。 もちろん、素直に返事をしようと思うことができること自体が素晴らしいのですが、その心は表現できなければ伝えられませんので、それは思っていないことと同じです。 また、その場その時で表現しないと、後になって表現しても伝わりませんよね。 その場その時で適切に反応しないと効果がないのは、少林寺拳法の技の修練でも同じです。 拳禅一如、身体と心は同じくして動き、動かなければならないし、同時に修練しなければなりません。 普段から、心が動いたときに、素直に素早く身体を動かすように心掛けることが要ですね。 普段からの積み重ねが今をつくります。 失敗を恐れず、「初生の赤子として、真純単一に」、「やってみなはれ」ですね。

次回も、実生活に活かせるように拳禅一如の修練を行います。  合掌

修練日誌 4/10

本日はお休みが多かったですが、少ない中でもしっかり修練出来ました。

ウォーミングアップ; 馬跳び潜り、股潜りリレー、足上げ、バランス蹴り上げ

基本修練; 単撃訓練、受け各種、後受け身、天地拳第一系、義和拳第一系

相対修練; 内受突、流水蹴(前)、千鳥返し、袖巻返、蹴天一掬投

金剛禅において、動禅である易筋行たる少林寺拳法と静禅である鎮魂行は、両輪として大切な修行法です。 少林寺拳法の修練で身体を鍛え、鎮魂行で心を鍛えるのですが、実は、少林寺拳法の修練でも心を鍛えられ、鎮魂行でも身体を鍛えられています。

まさに拳禅一如の修養法なのですが、気付かせてくれたのは、一緒に修行している子供たちでした。  少林寺拳法の修練中、じっと話を聴くことの出来なかった子が、集中して同じ動きを繰り返す修練を出来ていたり、背筋を伸ばして立つことが出来ていなかった子が、鎮魂行において腰を立てて背筋を伸ばして座っていたり、すごいな~と感心させられます。 また、それがどちらにもいい影響を受けて、一歩ずつ進歩しています。

可能性の種子である子らの成長を間近で見ると、自分自身にも影響を受けられます。 少林寺拳法の修練においては、身体の鍛錬と共に心の鍛錬を、鎮魂行の修練においては心の鍛錬と共に身体の鍛錬を心がけて、今後も指導・始動・志道して行きたいと新たに思いました。

次回も、拳禅一如の修練で身体と心を育み合いと思います。  合掌

修練日誌 4/7

満開だった桜も、先週末からの雨で随分と散ってしまいました。 残念ですが、これから益々暖かくなっていき、心も身体も軽やかになっていくことを思えば、これからの新緑の季節も楽しみです。 本日も元気に楽しく修練しました。

ウォーミングアップ; 回転、連続飛込蹴り、レジ袋キック

基本修練; 運歩法、連撃訓練、横転より起上り、前受け身

相対修練; 内受突、天地拳第二系(相対)他

本日も復習を兼ねて内受突を修練しました。 級拳士はしっかり打ちこみ、打たれることを行い、有段者は連反攻を5手以上行うことを注意します。 対する相手が居ての自分であることの確認と、自分自身の手足を自由に動かし、臨機応変に対応する訓練です。 また、しっかりと前を見据えて八方目を行うことも大切です。

新年度になり、今まで体験で来ていたS君とT君が正式に入門・入会しました。 二人はこの春、年長さんになったばかりですが、修練の最後に皆の前で挨拶をしてもらいました。 また、お約束にも大きな声で返事ができて感心しました。 未就学の小さな二人はすでに、鎮魂行では大きな声で暗唱して姿勢よく座禅行を行い、大きな気合いで修練しています。 「門前の小僧習わぬ経を読む」ではないですが、子供の成長には驚かされます。 可能性の種子であることを再認識しています。 先入観や固定観念にとらわれずに素直な気持ちでいられたら、心が開放されて成長に繋がるのかなと思います。 雰囲気作りも大切ですね。

次回も、初生の赤子として真純単一に、修練していきたいと思います。  合掌

修練日誌 4/3

新年度最初の修練でしたが、みんな元気に修練出来ました。

基本修練; 単撃訓練、 連撃訓練、 天地拳第一系、 竜王拳第一系、 義和拳第一系

相対修練; 内受突、 上受突、 屈伸蹴り転回連蹴り、 三日月返、 諸手切返投げ

新年度最初の修練では基本にたち返って、入門して最初に修練する技をみんなで修練しました。それぞれの段階で、それぞれの練度で行いました。 表面の見た目と眼に見えない中の身体の動きは異なりますし、同じ技でもそれぞれのレベルで異なります。  また、みんなそれぞれ一年前のものよりも違う練度の動きをしています。

新年度を迎えて思うことは、それぞれ皆一年前よりも今の方が進歩しているということです。 この一年で確実に進歩しています。  今の自分をつくっているものは過去の自分であり、未来の自分をつくっているものが今の自分であるならば、しっかりと今この瞬間に向き合って生きてほしいと思います。 まずは、無限の可能性を秘めている自分自身を信じて、いろんなことにチャレンジして務めてほしいですね。 そのうえで身近なまわりの人のために動くことのできるようになってほしいです。 我利我利ではいけません。 組手主体の修練をとおして自他共楽の心をも育んでほしいと思います。

今年度も、自己確立と自他共楽に向けて、組手主体の修練に努めてまいりたいと思います。  合掌

修練日誌 3/24

本日は吉村自治公民館が使えなかったので、いつもとは違う場所での修練でした。 新鮮な気分でした。

ウォーミングアップ; もちつきミット、4拍内受(相対)

基本修練; 単撃訓練、受反攻訓練

相対修練; 小手抜、寄抜

本日はキックミットを使って楽しみました。 大きな声で元気よく、餅つきのようにテンポよく速く蹴り合います。  鎮魂行において、久しぶりに座禅行のときに電気を消して行いました。 真暗な中で心を整えて自分と向かい合います。  鎮魂行の後は易筋行です。 まずは正対に構えて鈎手手法の用法を練りました。 重心を落とし、力が相手の中を通って自分に返ってくるように行います。 しかし一番の要は、小手先で自分の動きだけをどうこうしようとするのではなく、しっかり相手と向かい合うことです。 「暗闇の中に一人」の世の中ですが、「繋がりの中の一人」でもあります。 自分にも他人にもしっかりと向かい合えるように修練していけたらと思います。

次回も自己確立と自他共楽の修練に努めてまいりたいと思います。  合掌