投稿者「tateyama」のアーカイブ

修練日誌 9/8

夕方がだいぶ過しやすくなってきました。 稽古で汗をながすのにいい時期になってきました。 本日も元気に楽しく気持ちよく汗をかきました。

ウォーミングアップ: 真向法、ドッチビー

基本修練: 振子突き蹴り、天地拳第一系

相対修練: 胴蹴り訓練+八方目訓練

ウォーミングアップとして、ドッチビーで連続して落とさずに何回キャッチできるかチャレンジしました。 が、自分勝手に行う者がいて、中断して少し話をしました。  「お互いに落とさずにキャッチする」という目標があり、その目標を達成するためにはどうすればいいのか考える必要があります。 考えた結果、相手が落とさずに投げる必要があることは分かります。 では、そのためにはどうしなければならないかですが、それが実感できず、自分が投げたいだけの欲求で動いてしまっています。 それではいけませんね。 相手が取りやすいように、相手のためを思って投げなければなりません。 投げる前に相手の様子をうかがい、相手がキャッチできる状態かどうか観て、真直ぐ捕りやすいように投げる必要があります。 「自他共楽」「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」です。 易筋行=少林寺拳法の修練でも同じで、相手のことを考えて行うことで自分自身も向上するのです。

本日は技の修練は行わず、ひたすら蹴りの訓練を行いました。 握手をして上体をおこして、蹴り上げ、蹴り込み、回し蹴り、横蹴りを繰り返し行い動きを練り上げました。 また、合わせて八方目の訓練も同時に行いながら蹴ったりもしました。 横に手を広げて指を出して、その数を言いながら蹴ります。 「合わせていくつ?」は行いませんでした。 それはまた次回行いたいと思います。  時間がくるとまだまだ物足りなそうでしたが、終わりが清々しく、楽しくできて良かったと思います。

次回も、心のデトックスが出来る修練を目指していきたいと思います。  合掌

修練日誌 8/28

夏休み明けの最初の修練でした。 夕方は大分涼しくなりましたが、まだまだ熱中症には気をつけたいと思います。

ウォーミングアップ: ドッチビー、蹲踞相撲、バネスクワット、小さく順突き、小さく逆突き

基本修練: 振子突き蹴り、内受突、上受蹴、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 上受突(表)、内受突、演武修練その他

高崎夏祭りでの演武披露まで残り一週間となりました。 残すところあと二回です。 気力溢れる演武を披露することで、見ていただいている方々に元気を送り届けられたらと思います。 全ては気持ちから現れますから、まずはカンフースターになりきれ、とハッパをかけることでした。

ウォーミングアップや基本などは、必ず指導者が前に立ち、誰よりも全力を出して行います。 まずは指導者が始動者として、みんなを引っ張るように気をつけます。 なるべく指導者が持ち回りで前に立ち、それぞれが特色ある修練をしていますが、みんな仕事の合間で行っていますので、遅れたりしてウォーミングアップや基本修練の時間に間に合わない時もあります。 となると、道院長である私がウォーミングアップから基本修練まで全力で行いますが、若い時と同じ動きをしているといけませんね。 動きに無理・無駄が生じて筋肉に頼った動きをしてしまい、筋肉が悲鳴をあげてしまいます。 本日は日曜の合宿からの筋肉痛がたたって、太もも全面に激痛が走ってしまいました。 来週土曜まで安静です。 ストレッチをおろそかにしていたことを反省し、動きの質を向上せねばいけないなと思いました。 この痛みを指導へとフィードバックしていきたいと思います。

次回は、副道院長に全面的に指導を任せたいと思います。 養生して養行を目指していきたいと思います。  合掌

修練日誌 8/25

先日はお休みでした。 今日は台風後の修練ですが、みんな大したことなく元気に出てきて修練できて良かったです。

ウォーミングアップ: ドッチビー、昼と夜、小さく順突、小さく逆突

基本修練: 振子突き蹴り、内受突、上受蹴、竜王拳第一系、天地拳第一系

相対修練: 切抜、打上突、演武修練その他

本日は「自己確立」と「自他共楽」について話をしました。 少林寺拳法の拳士が目指すべきところです。 いいことも悪いことも含めて自分が選んでいるという自覚をもって、自己を高め、他者と気持ちや行動を共有してよりよい環境を作り出すことを目指してほしいと思います。  また、演武修練や相対修練を行う際には、相手を受け入れること、相手の力を引き出した上でそれを全て受け切るように修練することを説きました。 「後の先」の修練を行うことで、真の護身の技術を高め、相手を立てる受け入れるといった心を育むようこころがけたいですね。

少林寺拳法を始めたきっかけは、強くなりたいとか楽しそうとか勧められたからとか人それぞれで、今現在も修練を続けている理由の一つは、そのきっかけによると思います。 しかし、修練していく内にそれだけでないものも感じ取ってほしいです。

次回も、「後の先」を目指す組手主体の修練で、身体と心を育んでいきます。  合掌

修練日誌 8/18

一週間、お盆休みでしたが、骨折してお休みしているS君以外みんな参座して、元気に修練出来ました。 みんなの元気な顔が見られて嬉しく思います。

ウォーミングアップ: おにごっこ、気合出し、八拍子受け、足上げ歩行

基本修練: 振子突き蹴り、内受・上受、内受突き、上受蹴り、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 切抜、外受突、上膊捕、演武修練

本日も相対修練は演武修練がメインでした。 あと二週間ですが、心身ともに仕上ていきたいと思います。 拳禅一如の修練を心がけて努めていますが、身体と心のどちらも大切に、車の両輪のように鍛えていきたいものです。 しかし、まずは気持ちを上げていきます。 気力に溢れてカッコいい自分をイメージしながら修練することが要です。

以前、映画化やドラマ化された「サトラレ」という漫画について話したことがあります。 サトラレは、コップから水が溢れるように、才能があまりあるばかりに、考えている気持ちも周囲にダダ漏れになってしまいます。 ここで注目したいのは、単に心が周囲に丸わかりになるということではなく、意志を伴った才能が身体の容量から溢れて周囲に漏れているということです。  考えていることが周りに丸わかりになるということはフィクションですが、逆に考えると、溢れ出る意志の力によって才能が引き出されることは在るのではないかと思います。 継続した熱意や志や気力というものは、身体の大きさに関係なく、身体の容量を超えて無限に大きく出来ると思います。 その無限の心のエネルギーで身体を動かし、行動へと繋げていけたら、出来ないことはないと思います。  そのような考えで、みんなの気持ちを引き上げて修練し、日常の行動へと繋がっていけるように心がけていきたいと思います。

次回も、元気にカッコよく、熱意あふれる修練を心がけていきます。  合掌

修練日誌 8/7

本日も元気に修練出来ました。

ウォーミングアップ: 昼と夜、四股スクワット、バランス蹴り上げ、連続跳び込み蹴り

基本修練: 振子突き蹴り、内受・上受、天地拳第一系

相対修練: 内受突、切抜、流水蹴、演武修練他

本日もホットヨガさながらで、こまめに水分補給しながら、基本を大切に、気合・構え・間合・八方目に気をつけました。  9月5日の高崎夏祭りで演武を披露しますので、最近は演武修練を主に行っています。 基本修練では幼年部にあわせて、幼年部がおこなうことを皆で確認するように行いました。 幼年部の子達もしっかり披露できるよう、元気よく楽しげに演武できるように導いていきたいと思います。

指導をしているときに、6歳のS君が「正中線」とぽつりと言いました。 いつも言っていることを憶えていたようです。  出来るか出来ないかは別として、分かっている、憶えていることがまず大切だと思います。 そのように幼い子も憶えていたことに、子供の可能性を感じ嬉しく思いました。 よい言葉を心に留め、刷り込み、身体で現せるようにしていきたいと思います。 まずは自信をつけさせ、その自信によって次の行動を呼び起こせるようにしたいです。

次回も、自己の可能性を感じることができるように修練していきたいと思います。  合掌

修練日誌 8/4

月が変わって最初の修練。 今日も、しっかり元気に楽しく修練しました。 それにしても、暑かったです。

ウォーミングアップ: 昼と夜、屈伸蹴り、蹲踞蹴り上げ

基本修練: 振子突き蹴り、内受・上受、天地拳第一系

相対修練: 流水蹴、転身蹴、演武修練他

先日の日曜日に行われた合同修練の熱気そのままで修練を行いました。  昼と夜はスポーツ少年団でよくやるゲームですが、おにごっことビーチフラッグを足して2で割ったようなものです。 楽しみながら体力向上を目指します。 また、本日は蹲踞の体勢から蹴り上げをしました。 しっかりバランスをとって膝を上げて踵を引きつけないと倒れてしまいます。 コアトレにもなります。

本日も演武修練をしつつ、各技を集中訓練しました。 技の正確さも大切ですが、構え・気合・間合・八方目を大切に修練しました。 しかし、技の修練その前に、やはり結手構えですね。 しっかり真直ぐ立ち、重心を落としてふらつかないようにすること、常に八方目でいることが大切です。 結手構えがしっかりしてくると技を行う際の構えも良くなってきます。 また、逆も真なりかな、と思います。  普段の行い、礼儀・礼節・立居振舞を大切に、心と身体の護身の技術を会得すべく修練していきたいと思います。

次回も、暑さに負けず、心と体を育んでいきたいと思います。  合掌

修練日誌 7/31

本日も汗を滝のように流して修練しました。 さながらホットヨガのようでした。

ウォーミングアップ: 昼と夜、腕立て膝上げ、跪坐蹴り上げ、屈伸蹴り

基本修練: 移動稽古、天地拳第一系

相対修練: 巻抜、突抜、打上蹴、外受蹴

本日の鎮魂行において、ちょっぴりニヤケてしまいました。 少林寺拳法を始めてまだ三か月のSちゃんが、大きな声で信条を唱えていたのです。 もうそこまで覚えたのか!と驚き、可能性を感じさせてくれてうれしくかったです。 少林寺拳法の第一歩は自分の可能性を信じることです。 そして、その可能性を信じて努力することです。 指導者としてはその努力に応えるべく、しっかりと導いていきたいと思います。

金剛禅においては日常のあらゆることが修行ですが、易筋行=少林寺拳法の修練と鎮魂行が主の修行です。 易筋行=少林寺拳法でも鎮魂行でも身体と心を調えます。 自分自身の無限の可能性を信じて、可能性に値する努力をし、可能性に値する心を育む、そういった修練をし続けていきたいと思います。 そのためにも相対修練においては、全力で真剣に攻撃し、それに応えられるように訓練していきます。

次回も自己の可能性を信じて全力投球していきます。  合掌

修練日誌 7/28

今日も暑い一日でしたが、熱中症に気をつけながら懸命に修練しました。

ウォーミングアップ: 馬跳び股くぐり、股くぐりリレー、屈伸蹴り

基本修練: 振子突き蹴り、移動稽古

相対修練: 打上蹴り、外受蹴り、演武修練 他

屈伸蹴り、鹿児島大学少林寺拳法部では「ポンプ」といって行っていました。 あたかもポンプを押すと水がでるように、しゃがむと同時に蹴りながら立ち上がります。 膝を抱えた状態を維持しながら行うことが大切です。 これで蹴りを行う際の形と力の使い方を学びます。  基本修練では移動稽古を行いましたが、より遠くへ速く行うことが大切です。 本日も元気にしっかり行うことができました。 しかし、さらなる上を目指してほしいと思います。

相対修練では本日も、構え・間合・八方目に注意して行いました。 これらは日常においても大切なものです。  「構え」は心構えであり、より良い姿勢で物事を行うことです。 人に接するときには、その人の持つ雰囲気によっても影響されていきます。 常に平常心で穏やかな心で以って自然体で接したいものです。  「間合」も、人や場や時に応じて適切な間や距離があると思いますが、見極めて接し行いたいですね。 適度な距離である「基本間合」を中心に「近間」「遠間」も使い分けることができたらな、と思います。  「八方目」で全体を観ることを意識して修練を行いますが、日常においても全体を観ることができるように立居振舞のなかから八方目を心がけたいと思います。

次回も日常のための修練を心がけていきます。  合掌

修練日誌 7/24

暑い一日の終わりに、熱い修練を行いました。

ウォーミングアップ: ケンケン、イヌさん、しゃくとり虫、フロントランジ

基本修練: 振子突き蹴り、運歩法、天地拳第一系、竜王拳第一系

相対修練: 切抜、打上突、外受蹴

本日は小学生の女の子が体験に来てくれました。 一緒にウォーミングアップと基本修練を楽しみました。 また、皆と一緒に鎮魂行も行って、姿勢よく静かに心を落ち着かせることができたようです。 正式に始めてくれるようになると嬉しいですね。 次に繋げることができるようにしたいと思います。

本日の鎮魂行では、少々リラックスしすぎたのか、打棒時の気合いが出ていませんでした。 六尺棒が床に打ちつけられて大きな音がすると、同時に大きな気合いで応えなければなりません。 主座が誰でも、場所がどこでも、リラックスしつつ集中してフロー状態で平常心を保てるように修練したいものです。 指導者としてそのように導けるように、まだまだ工夫の余地ありと感じました。 また、今後の伸び代といいますか、可能性を感じることもあり、ワクワクします。  講話では、マザーテレサの話から「エネルギー体」の話を紹介しつつ、そこから縁起説と自己確立へと話をしました。 言葉も仕草も表情もプラスのことを行いたいものです。 キリリとしたカッコいい顔でカッコいい自分をイメージして修練しましょう。

次回も、よりよいエネルギーを吸収して発散できるように修練してまいります。  合掌

修練日誌 7/21

本日も、雨雲も吹き飛ばすように元気な気合いで修練しました。

ウォーミングアップ: 四股スクワット、腕立て膝上げ、足上げ歩行、お尻歩き、背中歩き

基本修練: 振子突き蹴り、天地拳第一系

相対修練: 演武修練 その他

本日のウォーミングアップは身体の使い方を訓練するように行いました。 股関節や体幹と肩甲骨をしっかりと動かせるようにしました。 はじめてする動きもあってか、楽しんで行うことができました。  その後の基本修練では、動きの基礎となる振子突きと蹴上げをじっくりと行いました。 基礎となる動きを見直して磨きあげることで、技も磨きあげられて普段の生活での立居振舞の改善へと繋がればと思います。  相対修練においては、それぞれ演武修練に取り組みました。 ひとつひとつの技を確認するとともに、相手のために攻撃すること逃げないこと、相手に合わせる心を養います。

たまに攻者において、相手に攻撃することを怖がって自分からよけるように攻撃したり届かない攻撃をする者がいます。 ですが、意味のない攻撃をしても相手の稽古になりません。 確かに、攻撃するということは相手を傷つけるかもしれないという恐れがあります。 ですが、真剣に行うからこそ相手のために意味があり、自分にとっても本当に相手を思いやる心を育むことができます。 お互いに真剣に攻撃・反撃を行うことで平常心や真に相手を思いやる心を育んでほしいと思います。 また相手に合わせるというのは、慣れ合いで行うことでなくて相手の動きや気持ちを感じ取って「先」をとるということです。 「先」をとる修練を繰り返すことで「勘」を養い、「運気」を高めることに繋がればと思います。

次回も、真剣に和気あいあいと、楽しく元気に少林寺拳法を楽しみたいと思います。  合掌