アナと雪の女王、金剛禅の視点で考察(公式見解ではありません)続きます。
さて、エルサ女王は罪な人です。 無自覚に力を垂れ流して、「ありのまま」でいられるからと引きこもり、「できないの」ですから。 でも、自分の力に怯えるのなら、コントロールすべく自己分析や研究や修行をすればいいのにな~、なんて思うのは厳しいですよね。 ノースマウンテンに引きこもっているのは、実はその力を完全にコントロールすべく修行していたのだ。 なんてね。 ドラゴンボールの孫悟空だったら迷わずそうしたでしょう(笑)。 でも、そのようにできなかったのは、長年自分自身を押さえつけて、悩み苦しんだせいかもしれませんね。 いや、ひょっとすると、描かれなかったけど修行か研究をしていたのかな。
自己確立とは、自他共楽とともに少林寺拳法の拳士の目指すべきものです。 真に頼りになる、身体も心も健全で、うぬぼれでない自信を得ることです。 力があったとしても、その力を抑えたり自由に使えなければなりません。 また、行動力だけでなく、認知力、判断力なども必要です。 自分自身で選択し、受け入れなければなりません。何をするのかしないのか、何が必要か不必要か、判断するのは自分自身で、すべての結果は自分が選んできた結果であると「わかる」ことが大切です。 すべてに主体的でなければなりません。
エルサ女王は、なりゆきではありますが、結果はどうであれ選びました。 一人でいることを。 自分自身が「ありのまま」でいられるには、一人でいるほうがよいと選んで受け入れました。 でも...さびしいですね。 一人ぼっちはつまらないです。
まだ続きます。