蒸し暑くても窓全開で、気持ちのいい風を感じながら修練を行いました。
ウォーミングアップ: 馬跳び股くぐり、連続Pバッグ蹴り、背中タッチ
基本修練: 受け反攻訓練、天地拳第一系
相対修練: 柔法乱捕り、小手抜き、寄り抜き
連続Pバッグ蹴りを行いましたが、支える人ごと蹴り飛ばす気持ちで行いました。 足首を活かして前足底で蹴り込みます。 弾くように、腰を切って、軸足を沈ませて行います。 実際に物を蹴ることで身に着けてほしいです。 しかし、形に気をとられることなく、全身全霊で元気いっぱい行うことの方が大切ですね。 ストレスを蹴飛ばして明日への活力としてほしいです。
受けからの突き蹴りを修練する際、「捨て目捨て耳」について話をしました。 どうしても受け手の方に視線が向いてしまったり、突きや蹴りをする際に反対の足元や手元がおろそかになってしまいます。 視線はしっかり八方目で、受けのときには次の反攻に意識を持ち、突きの時には蹴りが出来る体勢を意識し、蹴りの時には突きのできる体勢を意識したいものです。 「捨て目捨て耳」とは、普段の何気ないことにも目や耳に留めておくように心がけることですが、修練の際には、使っていないものや反対のものに意識を働かせる気持ちで行い、指導を受ける際には、みる時には耳を働かせ聞く時には目を働かせて、何気ないことにも意識を働かせてほしいと思います。 もちろん、日常生活でも捨て目捨て耳をきかせることは大切ですね。 少林寺拳法の組手主体の修練を行うことで、日常での心構えが身に着くようにしたいと思います。
次回も組手主体の修練で、気付き気付かされる心を育みたいと思います。 合掌