修練日誌 2/19_2016

本日の修練は、高原に副道院長が建てた道場で行いました。 ですので、ウォーミングアップから基本修練と鎮魂行の主座まで、全て副道院長に指示していただきました。

ウォーミングアップは、その場で色々なリズムで駆け足をしたりして、子供達の興味を引くものでしたが、一般部にとっては体力向上の良いトレーニングでした。 基本修練は、白蓮中段構からの突き蹴りをいつもよりも数多く行って、動きの練り込みを図りました。 その後は相対になって、順突きと順蹴りをお互い交互にかざした手に当てることで、間合いの感覚をつかんだり、冴えや反応などの訓練をゲーム感覚で行いました。  このウォーミングアップから基本修練と鎮魂行の時間が、いかにして、興味を引き出しながらも同じ動きや同じ姿勢を長時間出来るように導いていけるか、指導者にとって試練の場です。 修行ですね。 ワクワクします。

相対での技の修練では、天地拳第一系相対と竜王拳第一系相対、内受突と小手抜などを行いました。 相対修練で気をつけることは、けして自分本位にならずに行うことです。 技術的には、「自分がこう動きたいからする」のではなく「相手の体勢がこうだから、また、相手をこのように導きたいからこう動く」ということに気をつけることが要です。 観察眼も養わなければなりませんね。 精神的には、お互いに向上するように考えて協力して修練するということが要です。 それは、なれ合いの手加減でするということではなく、互いの習熟度に応じて、あるテーマに対して向上できるように協力して稽古をすることです。 まさに易筋行で、心も身体も変化向上することを願い、またそれに導いていけるような指導を心がけていきたいと思います。

佐藤副道院長は、昨年に行われた部長・監督資格認定研修会【臨時】に受講して、4月から高原町でスポーツ少年団支部を立ち上げる予定です。 隣町であらたな仲間が増えていくことに期待し、嬉しく思います。 彼とは大学少林寺拳法部での先輩後輩の関係でしたが、いまでは友でもありライバルでもあり戦友でもある良き相棒です。 今後は所属長としても互いに切磋琢磨していけたらと思います。 ワクワクします。 またさらなる所属長を輩出できるように、社会のリーダーを輩出できるように、自らの向上にも努め、人の輪を人の和として繋げていけるようにつづけていきたいと思います。

次回も未来に繋げていけるような修練を心がけていきたいと思います。 合掌