修練日誌 1/22_2016

先日ほどではないものの、寒い中でみんな懸命に修練に努めました。 久しぶりの全員参座で、本日はゲストも来てましたのですごく賑やかでよかったです。  ウォーミングアップは三連伸脚とバランス蹴り上げなどを行った後に、10秒オニゴッコを行って身体をあたためました。 10秒間で全員捕まえられるかチャレンジです。 タッチされた人とオニは、残った人数の数だけ屈伸蹴りをすることにしているので、オニは必死に追いかけて皆は必死に逃げます。 盛り上がって、鍛えられ、身体も温まって一石三鳥ですね。

本日の修練では昇格考試に向けての修練を行う者と、その他で分かれて行いました。 その他の者は、拳のキャッチボールをして身体と心をほぐしてから内受突を繰り返し修練しました。 見習い拳士にとっては、拳のキャッチボールを行うことがワンクッションとなって、スムーズに内受突の動きに入ることが出来ました。 見習い以外にとっては、拳のキャッチボールを行うように、足腰から拳を出す動きや、自分本位でなく相手の動きを観てあわせて動くように指導しました。 拳のキャッチボールをしてから技の修練に移っていくことの要は、動きが分断されることなく繋げていくことで、自分の動きだけでなくて相手の動きから自分の動きに繋げていく感覚を感じることです。 その感覚を日常でも繋げていけると良いですね。

繋げていくことをテーマに修練しました。  この高崎町で少林寺拳法の修練がなされるようになって随分経つようで、多くの人たちが御縁になってきました。 私も私の兄弟もこの地で入門し、今に至っています。 私の兄弟たちは少林寺拳法からは離れてしまいましたが、帰省した際には修練に顔を出してくれます。 有り難いことで嬉しく思います。  今月には昇格考試をうけて黒帯を目指す者がいますが、過去の自分と未来の自分を良い方向へ繋げてほしいと話ました。 その昇格の流れ、人の繋がりをとだえることなく次へと繋げていきたいと思います。  次回も、時間と場所と人の縁を繋げていけるような修練を目指していきたいと思います。  合掌